「何かあったらどうするんだ?!」この言葉がすべてを停滞させる
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「何かあったらどうする?」「何かあったら」
この言葉を多用する人っていますよね。「何か」って何なのかは、はっきり言わない。まあ、考えていないから言えないのだとは思いますが。
「何かあったら言ってね」と、女性に近づく男性がいるそうですが(笑)、そっちの話ではないですね。
「何かあったらどうするんだ?!」
もし管理職がこんなことを言ったら、その人は役目を放棄していることになります。責任を持って部下に任せることだって、管理職の仕事の一つだから、ですね。しかし、残念ながら実際にはこんな言葉を口にしてしまう残念な管理職は少なくないようです。
これは政治家の中にも多いですよね。党派は関係なく、「何かあったらどうする?」と言ってしまうのは、当事者ではなく、さらに野党でもなく、ただの外野に成り下がってしまっているから、と言えます。もし確認したい、あるいは納得できないのであれば、「こういうケースにならないのか?」と、具体的な質問をしなくてはなりません。
しかし、「何かあったら」と言う人は、そういう具体的なことを考えない。考えるチカラがない、とも言えると思います。そうではなく、そのことについて具体的に考え、実行する、あるいは問いただす、その程度のチカラを持った人間でありたい、と思う今日この頃です。
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