カスタマイズしない選択
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野水さんのブログを拝読していて、似たようなことはシステムでもあるな、と思う次第です。
自社の業務、業態、あるいは職種によって、癖というか、企業ごとに違うやり方を採用しているケースは少なくありませんね。しかし、それによってシステムを作り替えていると、コストは増え、納期に時間がかかってしまい、ということが発生してしまいます。実際に、100万円くらいのパッケージソフトを1000万かけてカスタマイズしている、なんていうことは、数年前まで普通に起きていました。
最近は、クラウドサービスを筆頭に、パッケージ+ストレージをセットにしたようなサービスが増えてきており、それを採用することで自社の業務のほうを「制服にあわせる」といった企業が増えてきています。
ただ、野水さんが書かれているように、中小企業のほうがそこに対応できていないケースが多いように感じます。(進んでいるところは、かなり進んでいるんですけどね)
今朝お会いした、大手企業の方が「自社専用のシステムを作って、時代に取り残される、なんていう状態にならないように」と仰有っていましたが、まさにそのとおりですね。iPad導入を検討しているうちにiPad2になっちゃった、なんてことも起きかねませんよね。
当社でお手伝いしている、スマートフォン、タブレットの導入は、端末自体の調達はすぐにできるわけですが、こういったところに時間がかかっている企業もお見かけすることがあります。業務上の特別を目指すよりも、できるだけ業務を標準化し、製品やサービスが特別であるように考えたいものですよね。
野水さんのブログを拝読して、当社もそうならないように、と感じた次第です。
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