不機嫌に振る舞ってもロクなことはない
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森戸さんのブログのエントリーが「不機嫌な人」のお話で締めくくられています。
不機嫌になる気持ちは分かる。僕も偉そうなことを言っていますが、たまにどうしても不機嫌であるときがあります。非常識に振る舞う人がいたり、あるべき論だけ振りかざす人がいたり。
しかし、問題はその後です。自分がそのことをどのように捉えて、どのように振る舞うか。ここが大事なんですよね。ついつい不機嫌に振る舞いたくなる。でも、それは自分の発散でしかなく、何も生み出さないわけです。
最近、ある学校のトップの方とお話をする機会がありました。その方は僕が先日引用させていただいた坂本龍馬の言葉どおり、「明るく振る舞う人には、人が集まってくる」と仰有っていました。逆に、「暗い顔をしている人には貧乏神が集まってくる」と。なるほど。
不機嫌になるのは、実は自分が周りを不機嫌にさせている鏡なのかも知れません。他人に期待ばかりするのではなく、自分が他人に何かを提供しなくてはならないのかな、と。
give-and-takeといいますが、実はtakeするまでgiveする気のないケースを見かけます。そんな心の狭いことではいけないのだと思います。
「うちの社長は、こうしてくれないから」
「うちの社員は、こうだから」
そんな了見の狭いことではなく心を広く持って、give-and-give-and-giveくらいの心のゆとりを持つことが大事ですね。
不機嫌に振る舞わない。そういう心を持った人間でいよう。そう感じた今日この頃です。
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