26. 自動インク詰替え器「ほっとけインク」が新概念!
久しぶりの投稿なのに商品レビューってどうよ、という気もしますが・・・
あまりにも感動したので(ちょっとおおげさ)、ここに書いておきます。
実は、別の目的で別の情報を探してネットサーフィンしていたら、見つけたのですよ。
標題の、自動インク詰め替え器「ほっとけインク」を。
私はオフィスに3つのプリンタを持っています。そのうちひとつはインクジェットプリンタです。
別に純正インク推奨派ってわけではありませんが、互換インクは何かとトラブルが多く、いくら安くあげてもトラブルのために時間が割かれたのでは意味がないので、あまり互換インクは買わないようにしているのです。
・・・というと語弊があるかな。互換インクを買わないわけではないのですよ。今までの経験から、サードパーティのインクカートリッジは、カートリッジ自身が純正品か互換品かで、トラブルの多さがものすごく違う、という意識を持っています。イメージではなく、あくまでも私の経験からくる感想です。
だから、予算がなくて純正品を買えない場合は、せめてカートリッジは純正品を使っているようなサードパーティの製品を買うか、または補充インクだけを買って純正カートリッジに補充するか、という方法を採っているのです。純正品を使っているカートリッジはサードパーティ製とはいえそんなに安くありません。私はキヤノンの複合機、MX923を使っているのですが、そのインクカートリッジは純正品だとこれぐらい、互換品だとこれぐらいするんです。うーん、記事は生き物だからなぁ。私がこの記事を書いている2014年12月22日時点で、差額は 1,500円ぐらいですかね。
で、それが詰め替えインクともなると、一気に値段が下がるんです。これぐらいに。当たり前です。カートリッジがないんですから。ただ、カートリッジへの詰め替えは結構面倒なんです。時間もかかるし、手が汚れる可能性もあるし、ひとつ間違えればそのへん一帯をインクまみれにしてしまう可能性もあるし・・・
そんな中でみつけたのが、AJAXさんの「ほっとけインク」。AJAXさん、これで「アイアス」って読むんですね。
ほっとけインクは、私が購入したBCI-350/BCI-351、BCI-355/BCI-356対応のもの、BCI-320/BCI-321、BCI-325/BCI-326対応のもの、そしてBCI-3e/BCI-7e/BCI-9BK対応のものがあります。
この製品の最大の特徴は、インクがなくなった純正カートリッジをただセットするだけでよい、という点です。ここでは細かい説明は省略しますが、本当にカートリッジをカチッと挿すだけで、インクを補充してくれるんです。3分~5分で補充が完了する、と書いてありますが、私はわざと3時間ぐらいほったらかしてみました。インクが漏れたり溢れたりすることもなく、無事に補充できていました。
細かいことはわかりませんが、顔料インクであるBCI-351XLの場合、補充前のインクカートリッジの重さは20gでしたが、補充後(3時間ほったらかしたやつ)は27gまで増えていました。新品のインクカートリッジが何グラムかわからないので何とも言えませんが、少なくとも7gは補充できていることになります。
補充後のインクカートリッジを使って数十枚印字してみましたが、ほとんど遜色ありません。とはいえ、ほんのわずかに色むらがあります。ビジネス向けのデータ(例えば Word の文書や Excel のグラフ、PowerPoint のスライドなど)を印刷するぶんにはまったく問題ないでしょう。高品質紙に写真を印刷する場合は、こだわる人は品質が落ちた、と感じるかもしれません。
唯一の問題は、インク切れが自動検知できなくなる、ということでしょうか。大量に印字している最中にインク切れを起こし、それに気づかないでいると紙を無駄使いしてしまうかもしれません。
それにしても、インクジェットプリンタのカートリッジに関して、まだまだこんな発明品があったか、と感動せずにはいられませんでした。もう発明しつくした、というジャンルのものでも、考えればまだまだ新ネタがあるかもしれませんよ。