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人を動かすものは何でしょうか?様々な「座右の銘」から、それを探っていきたいと思っています

とっても「トガった」リーダーシップ研修を宣伝させてください

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今回の記事は、100%「宣伝」です。ごめんなさい。

みなさんは、「ウルトラセブン」と聞いて、何を思い出しますか?あるいは、どう感じますか?
1967年にテレビ放映された、円谷プロダクションの特撮ドラマです。
懐かしい、と思う人もいれば、名前は知っているけどよくわからない、という人もいるでしょう。
また、間違えて「ウルトラマンセブン」だと思っておられる方もいらっしゃるでしょう。

円谷プロは当時、「ウルトラQ」「ウルトラマン」「キャプテンウルトラ」「帰ってきたウルトラマン」と、「ウルトラ●●」というシリーズを作っていきたかったようなのです。しかし次作を「ウルトラエース」にしようとした時点で、版権か何かの問題でその名前が使えず、仕方なく「ウルトラマンエース」にしたんだそうです。それが、「ウルトラマン●●」というネーミングの誕生なのだそうです。

しかし、ウルトラセブンと聞いて「ウルトラ警備隊」「キリヤマ隊長」を即座に思い出す人は、そうはおられないのではないでしょうか。もしキリヤマ隊長をすぐに思い出せる人は、相当の「ツウ」でいらっしゃると思います。

さてこのキリヤマ隊長、ドラマの中ではウルトラ警備隊のリーダーとして、ひと癖もふた癖もあるメンバー(特にその中のひとりは宇宙人・ウルトラセブンであるモロボシ・ダンです)に対して適切に指示を出し、困難な局面に最適な判断を下し、ピンチを乗り切っています。一方キリヤマ隊長が指揮を執るウルトラ警備隊は、世界規模で活動している地球防衛軍・極東支部の部署のひとつにすぎません。そう、キリヤマ隊長は、いわば「中間管理職」なのです。

キリヤマ隊長の設定年齢は38歳であるということもあり、まさに今リーダーシップを発揮しなければならない「第一次ウルトラ世代」と同年齢でもあるわけです。キリヤマ隊長こそが、リーダーシップの「お手本」「見本」となるべき存在であるわけです。

そこで、このキリヤマ隊長に学ぶリーダーシップ研修が作れないか?と考えました。・・・今から6年前、2005年に。実は、私は1997年に、こんな本と出会っていたのです。構想を8年間温め、2005年にこの本の著者である大崎 悌造氏に許諾を得て、「キリヤマ隊長に学ぶリーダーシップ」というリーダーシップ研修を作り上げたのです。ちょうど2007年は、ウルトラセブン生誕40周年です。これに合わせてこの研修を世に出そう、と考えたのです。

しかし、それからが大変でした。当然のことながら、その研修を世に出すためには円谷プロにかけあって、著作権の問題をクリアにしなければなりません。色々な人に協力していただいて、5年かけて著作権の問題をクリアしました。円谷プロはもちろんのこと、教材で使用するストーリーのシナリオを書いた脚本家の方、教材でイラストとして登場する俳優さんに許諾を求めました。そして昨年12月に、すべての方の許諾が下り、研修を世に出すことができたのです。ウルトラセブン生誕40周年には間に合いませんでしたが、それでも世に出せた、ということだけでもとっても嬉しく思っています。自己満足みたいなところもありますが、お許しください。

研修の様子の一部は、こちらからご覧いただけます。私は、ビジネスとしてお金儲けがしたいということよりも、この研修を世に広め、1人でも多くの人がキリヤマ隊長から「リーダーシップとは何ぞや?」ということを学んでいただきたい、と思っています。(まぁ、ビジネスであることは間違いないんですが)。

本当に、ウルトラセブンで、キリヤマ隊長でリーダーシップが学べるのか?そう思う方はいっぱいおられると思います。答えは「Yes!」です。とにかく、ウルトラセブンの脚本、俳優陣の演技がすごいのです。とっても考えさせられる話がいっぱい散りばめられているのです。

興味を持った方が、「そうなのか、ウルトラセブンでリーダーシップが学べるのか・・・いちど、ウルトラセブンの DVD でも借りて、見てみようかな?」と思っていただくだけでも、嬉しいです。

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