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人を動かすものは何でしょうか?様々な「座右の銘」から、それを探っていきたいと思っています

奥さんが若いからいけないんだって

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昨日、電車に乗って帰る途中の出来事です。
隣に座った40代半ばのサラリーマン風の2人組みの話が、聞くとはなしに耳に入ってきました。
だって、声が大きかったんですもん。
その人たちによると、ある40代の人が、この4月1日から彼らが勤める会社の支店長に抜擢されたそうです。彼らの会社では40代で支店長になるのは異例の大出世なのだとか。

それはいいんですが、話はそのあと、その新支店長の話題になります。彼らによると、新支店長はとっても仕事がデキるんですが、人格に難あり、だとか。いるいる、そういう人。
なんでも、家庭環境に少し問題があって、それで新支店長の性格が悪くなったのではないか、と分析しておられるんですよ。ははぁ、そういうこともよくありますなぁ。

しかし、次のひとことで私の耳は、さらにダンボになってしまいました。その家庭環境の問題とは、

     奥さんが若い

ということだったのです。え???
40代にして、20台半ばの奥さんをもらった、とのことです。それがどうして「家庭環境の問題」になるの?

例によって、私の妄想は膨らみます。

 奥さんに社会的な経験が少ないので、会社の要職にあるダンナさんをフォローできてない。
 奥さんがワガママで、ダンナさんが振り回されている。
 奥さんがとっても美人で、ダンナさんは会社で仕事をしていても気が気ではない。
 奥さんとの結婚を奥さんのご家族に反対され、それが原因で家庭が荒れてしまった。

などなど・・・
本当はどうだかわかりません。しかし2人のサラリーマンによると、どうもそこの関係がわかりませんでした。ただ「奥さんが若いから家庭環境が問題だ」ということで、二人とも納得しておられるんです。

 まさか、若い奥さんをもらったことを嫉妬しているだけ?

いずれにしても、「なぜ奥さんが若いことが家庭環境の問題につながるのか」が最後までわかりませんでした。まぁ、どうでもいいといえばどうでもいいんですが。

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それはそうと。
普段ビジネスの場で、様々な提案や報告が行われます。
そんなとき、ついこんな「風が吹けば桶屋がもうかる」的な説明をしているような気がします。

 この商品を導入することで、コストが削減できます。
 ITIL や COBIT を導入することで、内部統制が可能になります。
 ISO●●に準拠することで、会社の信用度が高まります。

などなど。キャッチコピーとしてはこれで十分ですが、その中に「なぜ、そういえるのか」というメッセージが込められていないことのほうが多く、結果的にわかりにくい報告書、提案書になってしまっているものも数多くあるような気がするのです。

人に説明するときは(隣で聞き耳を立てている人に暗黙の説明をするときも含めて?)「なぜ、そう言えるのか」をはっきり提示したほうがわかりやすいといえるでしょう。

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