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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

テレワークは、子どものキャリア教育につながるのかも。

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緊急事態宣言が再度発出されました。

2020年4月のものより制約は少ないようですが、感染者数の増え方は当時の比ではないので、今回の緊急事態宣言、いつまで続くのだろう、と心配です。

いずれにしても、ほぼStayHome。在宅勤務邁進中なので、家の近辺でおとなしく過ごすことにいたします。(ランチタイムのウォーキングは続けています。お昼ご飯抜きですが)

さて、同僚に「家族もテレワークなのか?」という質問をしたら、面白い答えが返ってきて、なるほど、家族がいるといろいろあるんだなと思いました。

●オンライン会議中に結構笑っていることもあり、隣の部屋で聴いている子供たちが「仕事しているのに笑っている!」と注意したり、お茶飲もうと台所に行くと、「お父さん、さぼっている!」とお母さんに言いつけたり、目が厳しい・・(笑


●自宅からオンライン研修の配信をしていると、子供たちが隣室でなんとなく聴いていて、「お母さんの話し方、怖い!」とあとで突っ込んでくる←普段の"お母さんモード"と話し方が違うからですね

●オンライン会議で笑い合っていたりすると、何やっているのか?今なら入り込めるのかな?と子どもが興味を持って、画面に映りこみたがる・・


家族、特に、子どもがいると面白いことが起こるんですね。


子どもは、親の職場も仕事ぶりもなかなか見る機会がないので、コロナ以前は、「お父さんお母さんの職場を見学しよう」みたいなイベントを開催しているところもありました。

家では寝っ転がって、ビール飲みながら、お尻ぼりぼり搔いているようなお父さん(あくまでもイメージ)でも、会社ではびしっとした表情で、仕事している、ということもわかったものです。
もちろん、お母さんの仕事ぶりも。

コロナになって、オフィスに集まることはできなくなりましたが、親が仕事している様子を隣室で感じることができるようになったのですね。

そして、オンライン会議で笑っていると、「真面目に仕事していない!」「お父さん・お母さん、仕事中に不真面目だ」などと突っ込んでくるなんて、なかなかいい話です。

子どもたちにとって、「仕事というのは難しいもの」「仕事においては笑ってはいけない」というイメージがあるのかもしれません。

であるならば、「仕事って実は結構楽しいものだ」「お客様と話す時だって笑うことはあるんだよ」ということを伝えられる機会になります。

リモートリモートワーク、テレワークで実現する、子どものキャリア教育だなと思った次第。

働く両親を身近で感じられるのって、テレワークならでは、ですね。


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