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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

勉強したことはどんどんしゃべるか書くかしたほうがよい

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研修やセミナーに行ったり、どなたかとお話しして、凄く学びがあったなぁと思ったりした時、できるだけ早い内に何かに書いたり、誰かにしゃべったりするようにしている。

たとえば、受講した記録をこのブログに書く。Facebookに書く。Twitterでつぶやく。社内向けに出しているメルマガに書く。単に、自分のPC上でメモを作る。

たとえば、家族や友人や同僚を捕まえて、「ねぇ、ねぇ、こうなんだって!」と喋り捲る。

これとても有効。

書いたことが誰かに読まれようが、相手が聴いてくれようが空返事をしようが、完全にスルーされようが関係なくて、自分のために、アウトプットする。

アウトプットする中で、聴いたこと、学んだことが、いったん自分の中で整理し直される。
アウトプットしようとすると、考えが深まり、理解の再確認をし、間違った解釈を直したり、あらたに調べたりもできる。

アウトプットしたものを誰かが読んで、さらに役に立ったよぉ、と言われたり、
アウトプットしたことを誰かがちゃんと聴いてくれて、そりゃ面白い!などと言ってくれたりすれば、それはそれでさらに嬉しいけれど、

アウトプットは、誰かのためじゃなくて、
自分のためにするのがよろしい。

昨日、研修に参加してくださった方が、以前受講してくださったという研修の想い出を語っていらした。

「ここで、ずいぶん前にコミュニケーションの研修を受けたのです!この研修が非常に目から鱗で、とても印象的だったので、細かくいろんな話や体験を今でも覚えていて、実践しようとも思っています。あの研修の最終日に、友だちと食事したんですけど、友だち相手にずーっと「こうなんだって」「ああなんだって」としゃべりまくりました」

このお友だちが話を真剣に聴いてくれたのかどうかは不明ですが、熱く語った彼女自身のふりかえりに十分役立ったことと思います。

上田信行さんは、『プレイフル・ラーニング』という本の中で、

「学びというと、インプットのことだと皆思うけれど、実はアウトプットなんだ!」

ということをおっしゃっています。

そうそう、学んだことはアウトプットして、ようやく自分のものになる。熟成するってことだよなぁ、と思った次第。

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『プレイフル・ラーニング』・・・学ぶということ、学習、教育・・・についていろんな角度から紹介されています。

セサミストリートの作り方は面白かった。

『はじめての後輩指導』・・・ついでに、自分の本の宣伝を。ロングセラーです。「後輩を持った時にどうせっすればよいか」を事例たくさん紹介しているエッセイです。

  

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