自分の職業は「何」かを「職業分類」で調べてみよう!
日本には、3万種もの職業があると言われているとかなんとか。(と教科書には書いてある)
それで、自分が従事している「職業」というのは、「職業分類」では何に当たるのだろう?と調べてみて、驚きましたた。
事務職だった! 事務員だったのです!
おお。
厚生労働省編 職業分類。
日本の職業は、厚労省によれば、まず大分類として「11」に分かれます。
大分類 | |
---|---|
A | 管理的職業 |
B | 専門的・技術的職業 |
C | 事務的職業 |
D | 販売の職業 |
E | サービスの職業 |
F | 保安の職業 |
G | 農林漁業の職業 |
H | 生産工程の職業 |
I | 輸送・機械運転の職業 |
J | 建設・採掘の職業 |
K | 運搬・清掃・包装等の職業 |
これがさらに、73の中分類に分かれていきます。
私の「講師」という職業は、「C」の事務的職業の中にありました。
C 事務的職業 → 小分類 25 一般事務 → 細分類 252 人事事務員 → 252-02 教育・研修系事務員
そして、この「教育・研修事務員」の解説がコチラ。
曰く、
企業や団体の従業員、職員に仕事を行う上で必要な知識や技術・技能を身につけさせるため、講師や施設を手配し、 外部団体なども活用して、様々な研修を行う。 研修に関する事務全般を担当し、組織の中の個々人の育成に目を向けながら、経営者層の経営方針に沿った研修を行 う。どんな研修が必要かを調査して研修計画を立て、講師の依頼をしたり、場所の手配などの準備を始める。研修が近 くなると講師と講義内容を打ち合わせたり、必要な資料を作成する。研修の当日はテキストや名札を配ったり、パソコ ンやプロジェクターのセッティングをするなどの作業を行い、スムーズに研修が行われるよう講師や受講者を援助する 。講師を兼任して直接受講者に研修を行う場合もある。 外部で研修を行う場合は、講師と共に研修先に出向き、受講者が快適に研修生活を送れるように研修先の施設と調整 を行い、食事や健康状態に気を配る。研修場所の点検や後片付けを行う場合もある。研修実施後はその結果を取りまと め、反省を行い、次回の研修に反映させる。
(厚労省「教育・研修事務員 解説より)https://www.hellowork.go.jp/doc2/C25202kyouikukennsyuujimuinn.pdf
なんか面白いですねぇ。
今まで、いろんなアンケートで、「職業」のところには、「専門職」に○をしていたのですが、「事務」に○をしたほうが良かったのかもしれません。
はてさて、皆さんが従事している「職業」は、一体どこにあるのでしょうか?
夏休みの「自由研究」で、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん、おばさんの職業の番号を調べてみよう!なんてのをやってみるのも面白いかも。
★厚生労働省編 職業分類
大分類 11
中分類 73
小分類 369
再分類 892
【日本のキャリア研究というこの本、とても面白かった。特に「新任管理者が陥りがちなこと」など】