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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「職場での言葉遣い」問題。

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新入社員研修をいくつか担当し、時々、女性の言葉に驚くことがありました。

「やべーよ」
「言っちまったよ」
「ちげーよ」←違う・・・という意味。
「むずいよ」←難しい・・・という意味。

などなど、耳で聞いているだけでは、男女の別なく、こんな感じで会話している方たちがいます。

全員ではないのだけれど、「うぉっ!」とびっくり。

大学生の娘を持つ同僚には、「うちの娘なんかもそうだけど、今の子供たちは、男らしく、女らしく、なんて育てられていないし、自分たちも男の子らしくしなきゃ、女の子らしくしなきゃって思ってないのよねぇ。」と言われたのですが、「らしく」なんてことはどーでもよいのですよね。

男性であろうと、女性であろうと、職場で交わす会話の中に、「ちげーよ」「やべーよ」などが頻発するというのが、何とも気になるものです。
男性であっても、「うるせーよ」「知らねーよ」などと言われたら、ものすごい違和感を覚えてしまう・・・。

職場というのは、できるだけ気持ちよく過ごせる場所であるべきだと思います。(そのことは、1920年代アメリカでの「ホーソン実験」でも発見されていますし、気持ちよく過ごすには、言葉の影響って多いと思うのです)

・・・なんてことを20代の方たちと接しながら考えていたら、今度は、30代くらいの方から「うちの上司が、まあ、パワハラ系で」「言葉が汚くて」という話がでて、「ここにもいたか」「まだいたのかー」とこれまたびっくり。

「お前らなんて、オレの言うことを聴いてりゃいいんだよ、オラオラ」みたいは上司、今でも生息しているのですね。

昭和上司、現時点で50歳以上の層でしょうが、現代の職場は、もうちょっと丁寧な言葉で会話するほうがいいんじゃないかと思うわけでございます。

なぜかと言えば、人間は、気持ちを持った生き物ですし、感情を波立たせるような言葉遣いで仕事の指示など受けたくないし、楽しい気持ちで仕事ができなければ、結果的には、成果にも影響が出るし。それに、美しくない言葉で部下に罵声を浴びせている、なんて、傍から見ても、気分よくないですから。

・・・というわけで、そこそこ丁寧な言葉遣いで話したいものよ、と思うわけであります。

よい週末を。

あさって日曜日は、キャリアコンサルタントの実技試験(模試みたいなもの)でございます。頑張ります。

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ある部署の同僚に、

「よろしくお願いいたしまする」

とメールの最後に書いたら、

「対応いたしまする」

と返事が来て、なごみました。




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