遠近両用メガネで世界が変わった、件。
軽度の近視です。
通常は、
●近視用コンタクトレンズ
を装着して過ごしておりましたが、45歳過ぎくらいから、手元が見えなくなり、どうしたものかと悩んでいたら、眼科医から、
「そういう場合は、コンタクトして、そのコンタクトに合わせた"老眼鏡"を作ればいいんですよ」
という、目からウロコのアドバイスを受け、"老眼鏡"=まちゅぐら(注1)を作り、愛用しておりました。
(注1: 「老眼鏡」という響きがネガティブなので、「まちゅあ・ぐらす」と呼ぼうではないか、という運動を一人で繰り広げております。 → コチラ)
こーゆうことです。
●近視用コンタクトレンズ → 遠くが見える
●その上に"まちゅぐら"を掛ける → 手元が見える
(矯正の矯正、ですね)
自宅ではコンタクトをせず、近視用メガネ装着。
この場合は、以下のようになります。
●遠くを見る → 近視用メガネをかける
●近くを見る → 眼鏡をはずす
これで5年以上過ごしてきたわけですが、メンドクサイのは、眼鏡かけたり、はずしたり。
特に、非常に困るのが、食事です。
一人の時はいいのですが、誰かと食事をする時、暗いキモチになります。
●ご飯が見えると目の前の相手が見えない
●目の前の相手が見えるとご飯が全然見えない
・・・食事中に眼鏡かけたり、外したり・・・は、メンドクサイ。
おのずと、
●ご飯は見えないけど、我慢する
●会食相手の顔は見えないけど、我慢する
・・・と、どちらかを選択することになります。
しかし、どちらもイマイチ、いや、イマイチどころじゃなくて、不快に近い。
そんなわけで、とうとう、作りました。
その名も
「遠近両用」
えんきん・りょうよう・・・。
JINS眼鏡で作りましたよ! 「えんきん・りょうよう」!
昨年2014年11月末、とうとう作ったそれは、実は、どうも具合が悪く、1回か2回使ったものの、放置することになりました。
1つには、男性用フレームを購入したらしく、つるが長くて、耳にかけると耳は痛い、それにつられて頭痛する。
2つには、手元の度数が今一つで、本が読めない。
・・・JINSの方に相談したら、「フレームもレンズも両方交換しましょう」と言ってくださり、再度計測。再度フレーム選び。
そしたら、今度はどんぴしゃにぴたりと合うのです、度が。
(もちろん、耳も頭も痛くない)
世界が変わりました。
ご飯も見えるし、目の前の相手も見える!
おお、ご飯も見えるし、目の前の相手も見える!!!
何度でも繰り返しますが、どこもかしこも一つの眼鏡で見える!
これは素晴らしい。
遠近両用、素晴らしい。
世界が変わる遠近両用。
そして、JINSメガネの対応がまた素晴らしい。
度もフレームも、それぞれ合わない場合、一定期間は無償交換してくれると言うサービス。
年齢を重ねると色んな問題が身体のあちこちに生じてきますが、眼もその一つ。
ちゃんと見えるって、それだけでストレスが減りますね。
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ところで、「これ、遠近両用なの」と言うと、10人中12人くらいが、こう言います。
「あれ?境目分かりづらいですね」
イマドキの「遠近両用」は、レンズの境目がないらしいです。
(もちろん、視界の端のほうでは、景色がにじむ箇所はありますが、眼も適応力があって、2週間経過し、ほぼ慣れてしまいました)
技術は、どんどん進化しているのですねぇ。