会場の残されたペットボトル。
お客様先でセミナーとか研修を担当します。仕事なので、よくあります。というか、それが仕事です。(自社内の教室で公開講座を担当することより、私の場合は、社外でというほうが多いのです)
で、ですね、お客様先での開催の場合、お客様側で会場設営をします。自社の会議室を使って、とか、貸会議室を借りてとか、いずれにしても準備の主体はお客様の、たとえば、人事とか人財開発の方です。
研修が終わりますと、片付けもお客様が主体でなさいます。もちろん、準備の時と異なり、片付ける際は私もその場にいますので、一緒に机を動かしたり、研修でたくさん書いた「壁に貼ったもの」をはがしたりします。そんな時、かなりの頻度で目にするのが、「机に残されたペットボトル」です。
だいたいは、空っぽ。たまには、飲みかけもあります。
忘れていったというより、意図的に置いていったというほうが多い。
全部の荷物をきちんとまとめて会場を後にするのに、ペットボトルだけ机の上に置いていってしまうのです。
いろいろな団体の講演を頼まれて行うこともありますが、そういった場合でも、かなりの頻度で会場にはいくつかのペットボトルが残されています。
これって、誰かが片付けることになる、という想像はしているのだろうか、といつも思うのです。
面白いのは、「社員には自分で考えて自分で主体的に行動してほしい」「多方面に気が回るような後輩を育てたい」などと議論していたようなセミナーでも、ペットボトルは置きっぱなしだったりします(笑)。
あれらは事務局や人事の方や、会場管理の方が片付けているんですよね。空だったらゴミ箱に捨てるだけなので、また大した手間じゃないのだけれど、飲み残しがあると、
1.給湯室などに流しにいく
2.ペットボトル専用ゴミ箱に捨てに行く
という2つのアクションが必要になるわけです。
そういえば、先日、新幹線に途中から乗り込んだら、下車した客のビールの空き缶にへきえきしたことを書いたばかりでした。
・・・とここまで書いて思い出しました。
以前どこかのビルのトイレに入ったら、
「出る前に 前後左右の 確認を」(← 日本人の心、五七五調です)
という貼り紙があったことを。
流し忘れとか荷物の忘れ物とかいろいろあるんだろうなぁと想像しました。
===== コラム公開されました =====
誠Biz.IDで先月から始まった「上司はツラいよ」。
3回目が公開されました。
『意外とあるある? 話を”聞けない”上司に贈る3つのコツ』
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/1408/07/news010.html
本文中に必ず「上司はツラい」と入れるお約束になってしまったようで、
どこに「上司はツラい」と入れるか、悩みます。