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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

Stop to think. Not "Stop thinking".

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金井壽宏さんの本を再読していたら、

Stop thinking.

Stop to think.

全然意味違う、といったことが書いてあり、うわ、とうなってしまいました。

確かに。

前者は、「考えるのをやめる。思考停止」を意味し、
後者は、「考えるために立ち止まること」を指す。

そう、後者は、意識しないとできないものです。

毎日忙しくて、立ち止まって考えるってなかなかやっていない。

だから、研修で、「このことについて日頃の経験を述べてください。その意味は?」とか「今後、どういう取り組みをしたいですか?」とかなんでもいいのだけれど、考えていただくと、「言葉にしたことはなかったけど、大事なこと、気づいた」とか「思い出した」なんてことをおっしゃる方も多いものです。

本当は、Stop to think.をすべきなのに、毎日は、たいてい、Stop thinking.になりがちで。


思考停止ではなく、考えるために立ち止まる。
立ち止まって考える。

大事なことだなあ、とたった2行ほどの文章を読みながら、しみじみと考えたホワイトデーでした。

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