DEC86年新卒入社の同期会~アラウンド50歳が一瞬にして22-3歳に戻ってしまう~
昨日はオルタナの定例会があったのですが、DEC1986年入社組の呑み会が急きょ決定し、「生きている内に逢わねば!」と行ってきました。きっかけは、一人の誕生祝いメッセ―ジをFBでやり取りしていたこと。そこから、あれよあれよと同期に声がかかり、オヤジ7人(含む私)が集まりました。
指定された表参道のおしゃれなワインバーに行くと、お店の奥の方にオヤジのかたまりが。他のお客さんとかなり年代差が異なるオヤジ軍団。あ、彼らが同期生か。(つまり、ワタシもかなりのオヤジなわけなのですが、自分のことは自覚ないので、無責任にそう思うものですw)
半分が前から知っていてしかもFBでもつながっていたメンバ。半分は初対面。営業4人、R&D1人、私は教育。DECは2000人~3000人くらいいた上に、完全事業部制で、特に私がいた教育部というのは、独立した営業部隊までいたので、他部署と、特に営業との交流がまったくといっていほどなかったのですね。(ぺいぺいだったから余計に) んでもって、その営業の方たちが面白いのなんの。
さすが営業というか、なんというか。
話は、新人時代にさかのぼり、こんな研修を受けただとか、サボっていただとか、配属先でこんな失敗しただとか、先輩にこんなことされただとか、どれもこれも、「昭和だねぇ」という話ばかり。
ここでばらしても時効だろうけれど、86年同時の新人研修、私がいた教育部やR&Dはみっちりしたカリキュラムで、泣き泣き受講したのですが、Salesは、自習という時間が結構あったんだそうです。オフィスはサンシャイン60なのですが、研修施設は、サンシャイン文化会館の部屋を借りて、マニュアルやテキストを読んでなさい、という放置状態。サンシャインといえば、ゲームセンターがあったので、研修会場を抜け出して「ゲームやってたなー」と。
今の新入社員だったら考えられないことです。
一人がぽつりと言いました。
「ボクね、今の時代に新人じゃなくてよかったと思う。今の若者、本当に大変だもの。」
そうそう、そうなんですね。昔は、なんかのんびりしていたし、色んなことに対する許容度もあった。今の新入社員はかなり厳しい教育を受け、仕事で期待されていることのレベルも格段に難しく高くなってきているんです。それを理解してあげられることは中高年にとってとても大事だと思うのです。
将来に特に憂いもなく、なんとなく明るく楽しい未来が待っているように感じていた新人時代。世の中バブルに差し掛かって、会社全体は若くて活気あって。 戻りたいとは思わないけれど、あの、皆元気ではじけていた、のびのびした社会、職場を体験できたのはそれはそれで糧なんだなぁ。
「ホント、まだ生きていてよかったね」と言いあったアラフィフ7人。オヤジ7人(含む私)。
とても楽しい夜でした。笑い過ぎて今朝は声が出づらくて。
40代を過ぎるとクラス会が復活するケースが多いと聞きます。特に最近はFacebookなどで仲間を見つけやすくなってきて。
20代は社会人としての基礎をつくるために必死で、30代は生活基盤を整えるのに必死で、40代50代となって、ようやく、金銭的にも肉体的にも、そして、精神的にも余裕ができて、それで、以前の仲間と会うようになるのでしょう。
「今の内に逢っておかねば」と思うようにもなって。震災以降、余計に。
機会があったら、後回しにせず、すぐ会う。人生後半戦、これからよりそうなっていくと思います。
バカな話を交わしながら元気をもらう。
50歳が22-3歳に戻ってしまう。皆それなりのポジションなのに、アホな若者に戻ってしまう。それが同期会のいいところですね。
皆さん、お互い、身体大事に、まだまだ頑張りましょう。