マネージャたるもの。
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先日、あるお客様と打ち合わせをしていて、ああ、そうだなあ、確かにおっしゃる通り!と深く深く首肯したことがありました。
「○○のプロジェクトをするために、××ができる人や△△をこなせる人間が必要なんだけど」という話になった時、
「いやあ、うちのメンバにはそーゆうの、いないからなあ」とか
「うちのAやBは、まだそのレベルじゃないしなあ」などと、平気で言ってしまう上司がいる。
どっちの立場でものを言っているのか、と思う。
本来なら、ある仕事があった時、部下に必要な能力が不足していたとしても、上司たるもの、
「わかりました。できるようにさせます。以上!」
「はい、させます。その日までに準備させます。以上!」という、力強さが必要だ、と。
(もちろん、それは丸投げではなく、リスクテイクも含めて、上司が前進を決断する、という意味です)
・・・・・
上司が弱気で、腰が引けているから、部下もさらに腰が引けてしまう。
「できない、けど、まあ、いいや」と自分がすべきストレッチ(背伸び)の必要性も感じないまま、過ごせてしまう。
・・・
なるほど、なるほど。
これ、何も、パワハラとか、無理やり「オレ・ワタシの言うとおりにしろ」と部下に命じる話をしているのではなくて、
やはり、
”Can we do it?”思考ではなく、”How can we do it?”思考で考えるべし、ということなんじゃないのかな、と思ったのです。
上司が腹をくくって、「できる・できない」思考から「どうやったらできるか」思考でことに臨んでいたら、その空気を察して、背中を見て、心ある部下からだんだんとその思考は浸透していくのではないかしら? (もちろん、心ある部下、からですけれど。)
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