一般の人がしているプログラミングに対する3大誤解
プログラミングの仕事をしていると、
「いいなあ、僕もプログラミングとかやりたいなあ・・・」
みたいなことを言っていただくことがあります。また、IT系の営業の人とかが、
「僕ももうちょっと開発とか理解出来れば商談がスムーズなんですけど」
みたいなことを言っているのを聞いたりもします。
「やってみればいいじゃないですか?簡単ですよ」
とお勧めするのですが、なかなかとっつきにくいようです。理由を聞くと、数学ができないとか、英語ができないとか・・・そんな誤解をされている方も多いようです。
というわけで、プログラミングに対して一般の人が思っている代表的な誤解について書いてみたいと思います。まあ、私ごときがプログラミングを語るのもなんですが、あくまでも私見ということで。
1.理系じゃないといけない
よくある誤解です。が、プログラミングに理系・文系は全く関係ありません。理系の人でも、(よっぽど先進的な大学でもない限り)授業でプログラミング等を実務レベルで習うわけではありません。プラグラミングで飯を食っている人のほとんどが独学だと思います。理系・文系はもちろん老若男女、年齢、学歴など全く関係ありません。必要なのはやる気だけです。
2.数学ができないといけない
これは1.にも通じますし、多くの人が持っている誤解のようです。が、プログラミングに数学など全く必要ありません。補足をすると、世の中にある「プログラミング」を必要とする事象の9割以上は、まったく数学の知識は必要ありません。まあ、必要な分野と言えば、スパコンで何かを計算させたい人や、制御系、暗号、グラフィックのライブラリを作っている人くらいでしょうか。ただ、足し算、引き算、割り算、掛け算は少し必要かもしれません。まあ、それを数学と呼ぶかどうかは個人次第ですけど。
3.英語ができないといけない
「プログラミング言語 = 英語」みたいに捉えてる人がいますが、これは大きな誤解です。通常の言語とプログラミング言語には、いい意味でも悪い意味でも共通点はありません。強いて言うならアルファベットを使うくらいでしょうか。もちろん、単語の意味がわかると理解は進みますが、せいぜい、if, forくらいで、continueがちょっと難しいくらいでしょうかね。
4.それでもプログラミングはむずかしい
「3大」といいつつ4つ書いてます。。。
それでもプログラミングを難しく感じる人がいるかもしれません。とっつきにくいと感じるかもしれません。たぶんそれは、「プログラミング環境の構築」が少々難しいからだと思います。プログラミングをはじめて見たい人は、環境構築が簡単な環境ではじめるといいでしょう。
教材としては、ドットインストールさんがお勧めです。最新かつ実用的なコンテンツでいっぱいです。特に「環境構築」についても丁寧に説明されています。
春ですし、プログラミングを始めるには良い季節ではないでしょうか。