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事業開発ほどクリエイティブな行為は他に無いと思いこんでいる人間の日常

AU HTC EVO を紛失してみて解ったこと

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昨日、通勤でつかっている横須賀線内にHTC EVOを忘れてしまいました。

強迫性障害の気がある私は、モノをうっかり忘れることはあまり無いのですが、なぜか忘れてきてしまいました。

ロックもかかってるし、Wi-Fiルータとしてのみ使っているので個人情報等の心配はなかったのですが、さすがに購入して数ヶ月のモノを無くす事、そして何より、移動中の通信手段が無くなる事で、精神的にはかなりへこみました。

で、

JR東日本お問い合わせセンター(お忘れ物お問い合わせ)に早速連絡

紛失は19時頃で、1回目の問い合わせは、19:30頃行いました。

「それらしきモノはないですねえ。。。」

という素っ気ないお返事。

一方、情報は30分単位くらいで更新されるので、また、30分くらいしてかけてみてくれということなので、少々待ってみました。

30分くらいしてもう一度かけてみると、

「それらしきモノはないです。お役に立てずにすみません」

とまたも寂しいお返事。

長期戦を覚悟し、AUの紛失時お客様サポートのページなどをのぞいてみる。すると、、

  • 遠隔ロック
  • 安心ロック
  • 緊急時通話停止
  • ケータイ探せて安心サービス

などがある。特に、ケータイ探せて安心サービスなど最高!と思い、早速問い合わせてみたところ、

「申し訳ありません。お客様の機種はサービス対象外の機種です」

ときた。

結局EVOで対応していたのは、

  • 緊急時通話停止

のみ。。。

オペレータのお姉さんとやりとりしているうちに、購入時に故障や盗難とかに対応するためのナントカサービスに加入したこと思い出し、その旨告げてみると。

「お客さま。加入されてますね。」

と、天使のようなお返事。

「ちなみに、どれくらい安く買えるんですかね?」

と訪ねてみると、

「18000円・・・・・・・・引きです」

とのこと。

18000円の時点で、

「痛い額だが、許せる範囲だな。。。」と思った自分が馬鹿でした。

悪い予感がしつつ、

「18000円引きですか。。。ちなみに、EVOならいくらになりますか?」

と、お姉さんに問い合わせたところ、

「50200円ですね・・・・」

という現実的なお返事。

(うーん。5万払うならWindows Phoneにするか・・・と内心思う)

でも、お姉さんが申し訳なさそうに言ってくれたので、許す?ことにしました。

そうこうしている間に1時間ほどたったので、JRさんに3回目の電話。

「該当するモノはないですねえ。。。」

とのこと。JRさんに3回電話をかけてみて気づいたことは、

オペレータさんにより、対応がバラバラ

ということ。

1回目の人は、メーカーとかまったく聞かなかった。

2回目の人は、AUですか?とか、色は?とか、折りたたみですか?とか、カバーはついてますか?とか、ストラップはついてますか?とか聞いてくれた。

3回目の人は、キャリアと色、折りたたみか?など。

で、3回かけて駄目なので、かなりあきらめモードだったのですが、

「Androidだし、GPSもついてるし、独自に位置とか調べる方法はないかな?」

と思い、いろいろGoogleで調べてみるも、結論から言えば、

「位置情報は調べられないことはないが、あらかじめアプリのインストールが必要」

ということ。

まあ、そんな事は予想できたのですが、実は最近「紛失すると嫌なので、何かアプリインストールしてみよかな・・・」と思った事があっただけに、後悔も倍増です。

そうこうしているうちに、小1時間たってたので、JRさんに4回目の電話。

そうすると、、

「HTC ナントカってやつですかね? ありますね。。。」

とのこと。

「そうです。それです。。。それが私の探してるものです!!」

と一安心。

無くしたのは鎌倉ですが、どうやら、東京駅にあるとのこと。が、時計をみるともう23時。次の日、東京駅付近に行く用事もあったので、

「明日、取りに伺います」

と、電話を切りました。切ったとたん、

「まてよ、同じ日に、横須賀線内でHTC EVOを無くした人がいたら、どうやって区別すんだろうか?その人が先に受け取りにいったらどうなるんだろう?」

などと強迫性障害の虫がウズキはじめましたが、なんとか就寝。

で、本日「東京駅お忘れ物承り所」に出向きました。東京駅日本橋口付近のかなり隅っこの方です。

「申込書」に必要事項を記入して、窓口のおじさん(おじいさん?)

に渡しました。

すると、おじさんは奥の方に探しに行ったまま、なかなか戻ってきません。もどってきたおじさんは、

「えーと、うらに、GとかFとか書いてる?」

と、不安になることを言い出します。純正?のEVOは確か、Googleのロゴが入っていたかと思いますが、私は拡張バッテリーを装備しているため純正ケースではないので、裏には何も書かれていません。。。。

と、おじさんは、再度、「申込書」を見直し、

「あー、EVOって、あの難しいやつだ!」

と、言って、また奥に消えていきました。

どうやら、おじさんの中ではスマフォンは「難しいやつ」というカテゴリらしい。それにしても、EVOでピントくるとは、さすが。

で、出てきたのは、拡張バッテリー付きの私のEVOでした!! 

が、

「番号確認したいんだけど、バッテリー切れてるのかな?」

と、おじさん。そんなこともあろうかと、補助バッテリーを持参していたので、助かりました。

受け取り完了。めでたし、めでたし。

で、忘れ物承り所をパチャリ。

Tokyo

まとめ

今回の紛失でわかったこと。。

  • JRの紛失物担当の人は人によって情報収集レベルに差があるので、できるだけこちらか詳しく遺失物の内容を伝えた方がいい。
  • JRの紛失物は早ければ30分、私の場合は、3時間くらいで遺失物DBに登録され、検索にひっかるようになる。
  • AUの紛失時のサービスはスマフォンだと使えるサービスは限られる。
  • 紛失・盗難に対応してもらえるAUの「ナントカ安心サービス」は、高い端末だと「安心」できるものではない(18000円引き)。
  • Androidの位置情報検索はアプリを無くす前にインストールしておく必要がある。
  • 窓口のおじさんはあなどれない。
  • バッテリーが切れてる可能性が十分にあるので、補助バッテリーを持参しましょう。

などなど。

みなさんもお気をつけください。

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