「自分の価値」って、どうやったら分かるんでしょうか?
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
先日、知人がやっているのを見たのがきっかけで、Peingという質問箱を設置してみました。
これ、おもしろいですね。質問を受けることでコミュニケーションがはじまるし、質問を答えることで、自分の考えを言語化するきっかけにもなるし。
昨日、「副業解禁の流れの中で自分の価値を知りたいと思っています」という質問をいただきました。
「自分の価値」を知りたいなら、「やりたいこと」よりも、絶対に「やりたくないこと」をはっきりさせるのはどうでしょうか。「やりたくないこと」を突き詰めると、「じゃあ、何がしたいんだろう」「どんな価値があるんだろう?」が見えてくると思います! #peing #質問箱 https://t.co/Qaj5i5Epbk
-- 竹内義晴 (@takewave) 2018年8月20日
「自分の価値」かー。どうすれば分かるのでしょうね。
そもそも「価値」とは?
まず、そもそも「価値」って何なのでしょうね。辞書で調べてみたら「その事物がどのくらい役に立つかの度合い。値打ち。」なのだそうです。
その意味から考えると、「価値」には、「他人が決める価値」と、「自分が決める価値」があるなーと思っています。
「他人が決める価値」とは、「〇〇さんはすごい役に立つよね」って感じでしょうかね。まぁ、第三者に向かって「役に立つ」という言い方はどうかとは思うけれど、言い換えると、「〇〇さんの仕事は天下一品」とか、「〇〇さんにお願いすれば間違いない」みたいな話でしょうかね。
「自分が決める価値」とは、「自分は周りにどれだけ役に立つか」という感じなのかな。
「価値」には、「スキル」や「評価」も含まれる感じがします。
「自分の価値」とは?
では、ご質問の「自分の価値」です。
「価値」が、「スキル」の話なら、「〇〇が得意」「〇〇ができる」など、事実ベースのことが洗い出せそうです。
でも、質問者さんがいう「自分の価値」は、少し違うのではないかなーと思いました。簡単に洗い出せるなら、質問をいただかないはずなので。
では、「役に立つ」や「評価」はどうなのでしょうね。これらは、「自分で決める」というよりも、自分の振る舞いを見て第三者が決めることなので、まずは、「何を望まているのか」を知って、与えられた役割を果たすことに意識を向ければ、あまり気にしなくてもいいのかなと思います。
また、自分の「市場価値」なら、転職サイトなどを覗いてみるのもいいのかな?と思います。どんなニーズがあるのかを知るきっかけにもなるんじゃないかなーと思います。
あと、「自分の価値」とは......「こういうことをやっていきたい」みたいな未来像もあるかな。
副業解禁の流れで、よく、「副業やるなら、好きなことをしよう」みたいに書かれた読み物をよく目にします。確かに、そうだなと思います。
でも、そもそも「好きなことが分からない」「やりたいことが分からない」ということも、よくあると思うんですよね。
「やりたくないこと」をはっきりさせる
もしそうなら、まず、絶対に「やりたくないこと」をはっきりさせるのはどうでしょうか。なぜなら、「やりたくないこと」の反対は、「やりたいこと」だから。
例えば、「人前で話すのははずかしいから絶対に嫌だ」の反対は、「ひとりで考えるのが好き」ですよね。このように、「やりたくないこと」をはっきりさせると、結果的に「やりたいこと」や「好きな状態」にたどり着きやすいです。
また、「やりたいこと」や「得意なこと」は、無理にがんばらなくてもできる可能性が高いし、得意だから、周りの人からよろこばれる可能性も高い。
「自分の価値」を知りたければ、「やりたくないこと」を突き詰めると、いいんじゃないかなーと、ボクは思います。