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首都圏の大雪と、JRが止まった新潟の大雪 #北から目線

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首都圏では大変な大雪になりましたね。

予想以上の雪に、電車が遅延したり、車が止まったりと、通勤や通学にご苦労されたのではないかなーと思います。

そんな中、Twitterで #北から目線 というタグを見つけました。

何だろう?と思ったら、雪国の人から、雪に慣れていない首都圏のみなさんへのアドバイスが上から目線・・・というよりも、「ワイパー折れるから立てとけ」「ノーマルタイヤじゃちょっとした坂道も登れない可能性高い」「出かける前に屋根の雪落とそうね」「ペンギンみたく歩くと滑りにくい」「ふわっとしている雪のほうが滑らないぞ」「急ブレーキはすべるからブレーキランプ5回点滅な」みたいな、「雪国あるある」があったかい感じで綴られていることに、なんとなくホッコリしてしまいました。

もっとも、雪国にいても、ペンギン歩きはよっぽど凍っているとき以外しませんけどね。

大雪・・・もちろん大変だとは思うのですが、なんていうんでしょう?雪が降るときって、なんとなく「イベント」感がありますよね。「雪合戦だー」「雪だるまだー」みたいな。大変だけど「大変だ―」っていうのがうれしいみたいな。

それでいいと思うんです。もちろん、大変なんですけど。

と同時に、首都圏の模様をテレビで観ながら、ボクはこの間、新潟の三条であったJR信越線の立ち往生で、みんながすごく批判していたのを思い出してしまったのです。

新潟といえば「雪」というイメージがあるかもしれないけれど、三条はそれほど雪が降る所ではありません。下田(しただ)地域のような、たくさん降る所もあるけれど、信越線が止まったところは、それほど降るところじゃないと思う。その証拠に、急激な降雪 新潟・長岡で24時間に48センチの写真を見ると、田んぼの畔が見えるので、普段ならそんなに降らないところのはず。ボクの住まいの妙高高原のように、2~3メートル積もるところでは、田んぼの畔は雪で隠れますし。

言い換えると、そのぐらいのところに「大雪が降った」ということなんです。首都圏にこれだけの雪が降ったら、おそらく大パニックだと思います。

もちろん、新潟ですから、首都圏よりも雪が降るのは前提になってはいるでしょう。それは間違いないと思います。でも、繰り返しになりますが、そういうところに大雪が降ったんですよー。

ボクらは毎日、日常を送っています。そういうときに、非日常を見ると、「なんで、もっと〇〇できないんだよー」「〇〇すべきじゃねーの?」って思うのが自然だと思います。そういうものです。ボクだってそう。

でも、首都圏ではここ2日ほど、ある意味、非日常だったと思います。

そういう、非日常に、あの、新潟の非日常を感じてほしいなー、思いをはせてほしいなーと思ったんです。「あの時、三条も大変だったんだろうなー」「みんな、てんやわんやだったんだろうなー」と。

それにしても、 #北から目線 いいなー。今度首都圏に雪が降った時は、ボクは「北から目線」でモノを言ってやろうと思っています・・・なーんてね。

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