目標は叶うことも叶わないこともある。けれども、すべて力になる
こんにちは、しごとのみらいの竹内儀晴です。あけましておめでとうございます。2016年もよろしくお願いいたします。お正月はいかが過ごされましたか?
昨夜はカレーを食べました。おせちもいいけど、「やっぱり、日常がいいな」なんて思う、今日このごろです。
毎年お正月は、駅伝やサッカーなど、いろんなスポーツが放映されますよね、ボクはスポーツにそれほど興味があるタイプではないんですけど、お正月のテレビは毎年、駅伝が流れています。
駅伝を観ていると、いろんなドラマがありますね。途中で体調が悪くなって、それでも、意識もうろうの中で走る選手がいたり、あと数秒早く到着していたらタスキがつながったのに、無残にも目の前で繰り上げスタートのピストルが鳴ってしまったり。
こういうシーンを見ると、ボクはいつも思うのです。「『夢はきっと叶う』・・・わけじゃないな」と。
選手の誰もが、1位になることを目指していたと思います。けれども、1位になれるのはたった1人(チーム)だけ。その事実は曲げることができません。どんなに強い思いを寄せても、夢は叶わないことがある......それが、現実。
そう思うと、「夢はきっと叶う」とか、「思いは必ず実現する」などと軽い気持ちでは言えないな~。ごく一部の成功体験を、さもそれがすべてであるかのように一般化するのは無責任に感じるからボクは言いたくない。そう言ってしまったほうが分かりやすいし、ウケはいいかもしれないけれど......。
だからといって、「夢なんかどうせ叶わないんだよ」というのも、ちょっと違うし......。
で、思うんです。「大切なのは、夢を叶えることばかりじゃないよな」と。1位になれなかった選手たちは、きっと、負けた悔しさを味わう。そのときは本当に悔しい。けれども、少し時間が経った時に、そういう、上手くいかなかった経験がさ、すごく役に立つってこと、あるじゃないですか。
スポーツだけではなくて、仕事でもそうだと思うんです。
だから、ボクは「夢(お正月だから、目標は......かな)は叶うこともあるし、叶わないこともある。けれども、すべて力になる」っていうほうが、好きかも。
2016年のはじめに。