「未来の子供たちのために」を使わなくなった理由
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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
よく、「未来の子供たちのために」みたいな言葉を見かけますけど、ボクは「未来の子供たちのために」という言葉を使いません。
以前は使っていた時代もあるんです。ホームページの記事やチラシを作ったこともあります。今もその言葉を使った文章やチラシを書けなくはありませんけど、書きたくなくなりました。
その理由には2つあって、1つは、「未来の子供たち」をだしに使っているように感じられるようになったこと。
誤解を恐れずに正直に言えば、「未来の子供たち」を使うと、未来志向だしウケがよく、「弱い立場の人を守ろう」的な感じになって共感を得やすい。もちろん「未来の子供たちのために」という気持ちにウソはありません。でも、そこに打算的な考えが少しでもあるなら、なんとなく卑怯な感じがするようになりました。
もう1つの理由は、「未来の子供たち」も大切だけど、もっと大切なのは「今の大人たち」なんじゃない?と思うようになったこと。
以前、何かで、「未来の子供たちの未来は、つまらない大人だよ」という言葉を読んだことがあります。「確かに!」と思ったと同時に、何か、切ない気分にも。それならば、「未来の子供たち」もいいけど、「今の大人たち」が仕事や生活を楽しく感じられるようにすることのほうが大事なのかも?と思って。なぜなら、未来の子供たちは今の大人たちが創っていくわけだから。
そんなわけで、ボクは「未来の子供たちのために」という言葉を使わなくなりました。「未来の子供たち」よりも大切にしたい人は、「今の大人たち」です。
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