メーリングリストで「迷惑メールフィルタと戦うストレス」から(幾分)解放される方法
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
「みんなに一斉に連絡したい。でも、届かない・・・」。あなたにはこんな経験、ありませんか。
地域や仲間内など、グループで活動する機会があります。数人なら個別に連絡を取ればいいのですが、それが数十人単位になってくると、連絡もなかなか大変です。
たとえば、ボクは地域の消防団活動をしているのですが、40名近い団員がいるので個別に連絡するのは大変です。
そこで、「一斉に配信できる手段はないか?」と考えるのが自然の流れです。今はFacebookやLINEなど、いろんなツールがありますが、すべての人がスマートフォンやソーシャルメディアを使っているわけではありません。網羅性を考えると、メーリングリストに選択肢が絞られてきます。
メーリングリストの作成でもっともネックになるのが、キャリアメールの迷惑メールフィルタやなりすまし防止機能。
無料で使えるメーリングリストにFreeMLやGoogleGroupsがありますが、これらの送信元となるアドレスは、キャリアメールで迷惑メールフィルタやなりすまし防止の設定をしているとひっかかってしまい、相手はメールを受け取ることができません。
だからといって、相手に迷惑メールフィルタやなりすまし防止の設定を変えてもらうのはなかなか難しく、やり方が分からない人も結構いるので、一人ひとりに対応するのはなかなか面倒で、「こんなに情報網が発達しているのに、連絡がままならないなんて・・・」というもどかしさを感じ、めげてしまいます。
そんなとき、すべての方に対応できるわけではないのですが、この方法が一助になるかもしれません。
その方法とは、Gmailを使うこと。
先日、初めてAndroidのスマートフォンを持った人が意外と知らない「メールアドレス」のことという記事を書きました。この内容を一言でまとめると『Androidのスマートフォンを使っている人は、Googleのアカウントを持っている、つまり、Gmailが使える』というお話でした。
ならば、配信先をキャリアメールではなく、Gmailにしてしまえばいいのでは?
「連絡したいからメールアドレスを教えてくれる?」と相手に聞くと、Googleのアカウントを持っていること自体を知らない人も結構いるので、多くの場合キャリアメールのアドレスを教えてくれます。
ここで、「Gmail使ってる?」と聞いても伝わらない場合が多いので、相手の端末を借りられれば借りて、できなければ、自分のAndroid端末の「設定」→「アカウント」→「Google」のところを開いて見せて、「○○さんのスマートフォンもこういうアドレスがあると思うんだけど、ケータイのアドレスだと迷惑メールで引っ掛かってしまうかもしれないから、このアドレスに送ってもいい?」など言って聞きだし、送信する許可をもらうといいかもしれません。
ボクはこの方法でキャリアメールの迷惑メールフィルタと戦うストレスから、幾分解放されました。