「職場」は「働く場所」「お金を稼ぐ場所」だけじゃないんだね
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
年賀状は毎年、(奥さんお気に入りの)無印良品の年賀状ホルダーに入れて整理しています。
毎年、いろんな方と出会いがあるのに、年賀状の数はそれほど増えません。メールやSNS等でやり取りする機会が多くなったからかもしれません。
一方、それほど減りもしません。年賀状のやりとりが続いているのは、もう、15年以上お会いしていない最初に努めた日産時代の方が中心です。
なんで、日産時代のみなさんとは、年賀状のやり取りが続いているのだろう……?
社会人になって配属になった職場のみなさんには、本当に仲良く(というか、先輩に「仲良く」はないですね)していただきました。飲みにもたくさん行ったし、バーベキューやキャンプにも行ったし、カートのレースにも連れて行ってもらったし、ダイビングにも行ったし、恋や人生の相談もしたし。部署は違うけれど、同僚ともそうでした。スキーやスノーボードにもよく行ったし、バイクのレースをやったし、恋もしたし。
仕事のことよりも、仕事以外のことのほうが思い出深いかもしれません。
今でも年賀状のやり取りが続いている理由を改めて考えてみると、単に「職場だった」からではなく、「公私ともどものお付き合いがあった」からなんだろうな。まだ若かったから、それだけ印象に残っているというのもあるかもしれませんが、ボクにとって日産時代は、いい職場で働けたと思うし、いい先輩や同僚に出会えたと、心底思っています。
結果的には、そろそろ実家に帰ろうとか、将来やりたいことがでてきたりとか、ちょっとした人間関係なんかもあって辞めることになりましたが、それでも、最初に入った会社が、職場が、先輩や同僚が、今でもこうして、いい記憶として残っていること、年賀状のやりとりが続いていることは、ボクの感覚としては「なんか、いいよな」なのです。
……っていうことは、職場って、単に「働く場所」「お金を稼ぐ場所」じゃないってことなんだろうなと思います(そう思えない方もたくさんいると思いますが)。職場が公私ともどもいい関係が持てる場だったらいいなと思うし、仮に会社をやめることになっても、何かしらで続く関係だといいなと思います。
日産を辞めてからは職場や仕事ではいろんな経験をしてきたタイプなので、その経験が、みなさんの役に立てたらうれしいなと。
久しぶりに年賀状をやりとりしているみなさんと会って、酒でも飲みたい気分です。
追伸:
タイトルに特殊記号が含まれていたので変更しました。