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「しごと」をもっと楽しくしたい!

2人じゃ意見が対立する。4人じゃ意見がまとまらない。3人がちょうどいい

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こんにちは、竹内義晴です。

以前書いた、「あの人が協力してくれない」――仕事の倦怠期を乗り越えるには?という記事に、ななさんがコメントを寄せてくれました。詳しくはリンク先を見ていただくとして、一言で言えば、「立ち上げたことに周りの人が協力してくれず、サークル活動で一人になっている」とのことでした。

私もこれまで、いろんなことをやってきて、一人になったり、苦しかったりしたことが何度もあるので、ななさんの気持ちがとてもよく分かります。実は、少し前もそんな感じの時期があったんです。それをなんとかしようと頑張っていました。でも、少し疲れてしまいましてね(笑)。

そこで、今年から頑張ることをやめたんです。「自分が楽しいと思うことだけをやろう」と。仲間のKさんも「無理に頑張ることよりも、僕らが楽しんでいる(そう見える)ことが、大事なのでは?」と言ってくれました。それからは、だいぶ肩の力が抜けました。まぁ、すべてが上手く行っているわけではないですけど、それでも、仲間が協力してくれるのがすごくうれしい。

人ってね、頑張っている人を見ると、「応援します」とか、「協力します」とか、その場のノリで、結構軽く言ってしまうと思うんです。実際、以前のボク自身もそうでした。でも、実際に協力していたかというと、なかなか……(汗)。逆に、プロジェクトを動かしている立場だと、「応援します」とか、「協力します」とかという言葉を期待してしまうじゃないですか。

なので最近、安易に「応援します」「協力します」と言って、期待を抱かせるのは申し訳ないなと思って、本当に協力したいと思うものやコミットしているもの以外は言わないようにしています。プロジェクトを動かす立場でも、言葉はありがたくいただきますが、過度な期待はしないようになりました。だからこそ、時間が経っても協力してくれる仲間の存在は、本当にうれしいんです。

ななさんのように、数人でも協力してくれる人がいるってことはすごいことだと思うし、同じ方向を向いている人が数人いれば、きっとやり遂げられると思う。この間、ある経営者は、「何か事を成す時は、2人じゃ意見が対立する、4人じゃ意見がまとまらない。3人がちょうどいい」って言っていました。最近、ボクも同じことを思っています。

これをお読みの方の中にも、いろんなプロジェクトを回そうと、一生懸命頑張っている方がたくさんいらっしゃると思います。上手く行かないときは、まずは、ご自身がそれをやり始めたときのこと、楽しいと思っていたときのことを思い出しましょ。そして、協力してくれる数人の仲間を大事にしましょ。そうすれば、きっとやり遂げられると思います。そう信じて、ボクもがんばります。

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