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"触れる情報"が新たな悩み、生んでない?

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ITmediaエンタープライズに寄稿している「人生はサーフィンのように」の新しい記事が公開になりました。

 
先日、就活に悩む学生のみなさんが書き込む掲示板を拝見しました。

その掲示板に書かれていた「やりたいことがない」「自分らしさが分からない」などの投稿を見て、「ボクらが若い時代も確かに悩んだけど、『やりたいことがない』『自分らしさが分からない』みたいな重い(?)悩み、あまり抱えなかったなぁ」と思って。

若い時に何も考えていなかったボクと比べたら、若いうちからやりたいことや自分らしさについて考えている学生さんはすばらしいなと思った反面、「なぜ、ボクらが抱えなかったような『やりたいことがない』『自分らしさが分からない』みたいな悩み、抱えるのかなぁ」と思ったんです。

社会的に不安定なので、「定年まで同じ会社で働くことはできないかもしれない。それならば、自分がやりたいことをやりたい」みたいに思う学生さんもいるんじゃないかとも思いましたが、「ひょっとしたら、まわりから聞こえてくる『やりたいことをやろう』『自分らしく働こう』というような情報によって、学生さんたちはかえって悩みや焦りを抱えてしまっているんじゃないか?」「周りの情報が『やりたいこと探し』を助長させてしまっているんじゃないか」をとも思えたりして。

そんなわけで、「周りの情報で、余計に不安になってない?」「やりたいことは、仕事をしている間に分かってくることもあるから、今、無くたって大丈夫だよ」「そんなときは、周りの情報から少し離れて、答えを自分に求めてみようよ」・・・ということを伝えたくなりました。

もしよければ、読んでみてくださいね~。

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