失敗
昨日、知人にメールを送ったのですが
少し配慮に欠ける表現でお送りしてしまいました。
冗談のつもりの表現が、少し冗談が過ぎてしまって……。
何だか久しぶりに、少しやらかした感が生まれています。
送ってしまったメールは元に戻すことはできません。
悔やんでも仕方がないのは、頭のてっぺんでは分かっています。
けれども、感情とは、頭のてっぺんで理解することとは別物なので
その処理は、なかなか難しいものです。
こういうときは胸が締め付けられるようで、とても苦しいですね。
忘れようと思っても忘れられないので
苦しい思いに付き合ってやることにしています。
まず、考えることは、
「私の中の何が、過ぎた冗談を言わせたのか」という点です。
これを考えると、
「相手に楽しんでもらいたかった」という言葉が浮かびます。
肯定的な思いがあったみたいです。
肯定的な思いがあることに気づくと、
普段なら、比較的気分は軽くなるのですが
今回は、なんとなくおさまりがつきません。何か、他の思いもあるようです。
気のきいた冗談を言うことで、
興味を引かれたかったのかもしれません。
続いて考えることは、
「私の中の何に反応して、後悔の感情が浮かんできているのか」という点です。
実は、メールの内容を指摘されたわけではありません。
ですから、厳密には、まだ何も起こっていないのですが
でも、胸の奥が苦しくなってしまっています。
「メールの内容は、いつも紳士であるべきだ」のような
「べきだ」や「ねばならない」に反応しているのかな。
と、いろいろと考えていたら、
いつもあったかい気持ちになるメールをくれる
ある方のことを思い出しました。
時には冗談を交えて
時には暖かく
時には励まし
時には的確に
そうか、そうだったんだな。
私は、あったかいメールを送れる人に憧れていたみたいです。
理想に比べると、全然イケていませんでした。
だから、悶々としたみたい。
改めて、反省します。
昨日、私からのメールを受け取って
「冗談が過ぎる」と思われた方がいらしたら、ごめんなさい。
今日からは、あったかいメールをお読みいただけるよう、言葉を選びます。
でも、「あったかいメールを書きたい」という気持ちに気づいたら
胸の奥のつかえが取れて、目の前が、少し明るくなった気がしました。