視力はいいのに、未来が見えません
昨日、テレビ番組でお笑い芸人「ヒロシ」のネタを見ました。
ボクは、あの寂しげな曲と共に「ヒロシです」から始まる、ヒロシのシュールなネタが好きです。
タイトルに書いたのは、ネタの中の1つですが、最近、仕事が減っているのだとか。
「切実さをうまく表しているな~」と、思わず笑ってしまいました。
みなさんは、未来が見たいですか?
ボクは、それほど見えなくてもいいかな~と思っているタイプです。
けれども、最初からそう思っていたわけではなくて
独立して仕事を始めて、うまく行かないことも、行くことも体験した結果
いま、ここにいるという感じです。
ボクがそうだったように、未来が見たいのは、きっと
「未来は、だいたいこんな感じになる」という安心感が欲しいからだと思います。
もし、未来が見えたとして、いいことだけだったらいいのだけれど
ひょっとしたら、怖いこともあるかもしれない。
怖いことが見えることで、何らかのリスク回避はできるかもしれませんが
やっぱり、怖いのは見たくない(笑)。小心者ですね。
今、いろんなネガティブな課題がたくさん起きています。
今までの環境が一瞬で変わってしまうような、
そういう不安定な中に、私たちの生活はあります。
いくら未来が見えたとしても、完全ではありません。
不安定な社会を、私たちはどのように歩んで行けばいいのでしょうか。
課題が出てきたら、そのとき、そのときで対応していく……
ボクは、未来を見ることよりも、そんな柔軟性が欲しいです。
お金とか、物質的な安定よりも、不安定な社会を安定した気持ちで歩いていきたいです。
そうは言っても、未来が見えないと、やっぱり不安ですよね。
「こんな風になる」という未来予想図は、あるに越したことはありません。
もし、未来が見えなくて不安なら、未来を描いてみるのはどうでしょうか。
叶う、叶わないに限らず、絵に書いたり、想像してみたりすると
不安な気持ちが少しは和らぎ、安定した気持ちで過ごせるかもしれません。