東北・太平洋沿岸地震につきまして
竹内義晴です。
3/11に発生しました、東北・太平洋沿岸地震につきまして
被害にあわれましたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
テレビで流れる、想像を絶する映像を前に
ただただ、胸が締め付けられる思いでいっぱいでした。
直接的な被災ではなくとも
交通機関が動かなくなり、帰宅できなかった方や
停電で暖房が使えなかった方
何かしらの影響を受けられた方はたくさんいらっしゃったことと思います。
大変な環境が、一刻も早く
少しでもいい方向に向かうことを願ってやみません。
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今朝の新聞を見ていたら
「日本社会、変えるかも」
というタイトルの記事が目に入りました。
これまで、政治の混乱や不景気、その他、さまざまな混乱がありましたが
今回の地震で、ある意味吹っ飛びました。
「このままの社会構造でいいのだろうか?」
「もっと大切なことがあるんじゃないだろうか?」
今、本当に大切なものは何なのかに
気づくきっかけになるのかもしれません。
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テレビを見ていると
60歳ぐらいの被災された方が次のようにおっしゃっていました。
「足りないものもたくさんあるし、不満もないわけではないけれど
不満を言っても仕方がないし、今、自分にできることを
みんなで手を合わせて精一杯やっていくしかないですね。」
その言葉に、胸がいっぱいになりました。
私も、今日、自分にできることを精一杯やろうと思っています。
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「日本社会、変えるかも」という新聞記事の横には
「対応の遅さに野党批判」
「後手後手の対応」
「安全神話崩れる」
など、さまざまな批判記事も掲載されていました。
今までは、事態を伝えるだけだった記事も
これからは、さまざまな批判も増えてくることは
これまでの歴史が物語っています。
ひょっとしたら、これから先
さまざまな情報で、不安を煽られるかもしれません。
けれども、少し先から今を振り返ったとき
今、起きている出来事は
さまざまな「あのときのおかげで……」に変わると信じています。
「あのときのおかげで、今まで疎遠だった人たちが団結した」
「あのときのおかげで、お金に加えて、それ以外の大切なものに気づいた」
「あのときのおかげで、すごく社会が変わった」
今、起きている出来事が、そうなる布石になることを信じ
批判的な意見に踊らされることなく
「今、自分にできることを精一杯やろう」
と思っています。
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被災地の皆さまにおかれましては
さまざまな困難がこれからも続くかもしれません。
直接的ではなくとも
停電による影響など、間接的なご苦労をされる方も多いかもしれません。
幸い、大きな被害に遭わなかった私は
今、私に与えられている環境の中で
今、私ができる励まし、やさしさ、あたたかさを
精一杯、提供してまいりたいと思っています。
最後に……
改めまして、今回の地震で亡くなられた方に心よりお悔やみ申し上げるとともに
被災されたみなさまの一刻も早い復興を、心より念じております。
追伸:
3/12の早朝、新潟も大きく揺れました。
メールやTwitterを通じて、たくさんのご連絡をいただきました。
私は大丈夫です。
ありがとうございました。