子供が書いた文章を目にして「ドキッ!」としたこと
みなさんは、子供が書いた文章を目にして「ドキッ!」としたこと、ありません?
先日、わたしがモニタに向かって文章を書いていると、部屋に娘が入ってきて、ふと言いました。
「パパ~、わたしもなんか書いていい?」
「うん、いいよ」
そういって、紙とペンを渡しました。
しばらくすると、妻の「ごはんだよ~」という声が聞こえたので、文章はそのままに、わたしと娘は居間に向かいました。
それから、数日。
今日、部屋を片付けているとき、先日娘が書いていた文章がふと目に入ったので、
「何が書いてあるのかな?」
と読んでみると、何枚かにわたって興味深いことが書かれていました。
つらいことものりこえたのがわたしたちおとな。こどもからどんどんうまれかわっていくのです。
こどもからおとなになってぱわーあっぷしていくのです。
つらいことも、ひとりぼっちになっても、わたしたちにいないかもしれないけど、こどもがいっしょにいてくれるんだ!かなしくてもおもいだしてがんばっていけばいいんだ。
みんなでちからをあわせて、てわけしてめっせーじがつたわるのです。
うまれたからこうゆうことがいまできたのです、しごとがいっぱいで、もうだめでもやりつづけるからせいこうするのです。これがすばらしいことなのです。
どんどんあきらめないからせいこうするのです。
しごとはあきらめないからせいこうするのです。うまれなければいまいいこともできないし、ここにいないのです。
いきることはすばらしいのです。わたしたちはうまれたんだ。つらいことものりこえてどんどんおとなになりつづけたんだ。どんどんおとなになって、いいことにきがつくんだ。
おかあさんおとうさんわたしたちをうんでくれてありがとう。ひとはそれぞれちがう。かなしくてもうれしくてもはずかしくてものりこえていくんだ。いつでもいいのがひと。
子供の文章なので、多少意味不明なところはご勘弁を。でも、なんか不思議な文章でしょう?
普段、子供に、
「うまれかわっていくんだぞ」
「あきらめちゃだめだぞ」
「成功(とは何かはさておき…)がすばらしいことなんだぞ」
みたいなことを直接的に話して聞かせることはあまりないので、娘がなぜ、こんなドキッとするメッセージを書いたのか、わたしにはわかりません。
でもね~、これを読んだら、なんか思ったんですよ。
「ひょっとしたら、子供のほうが直感的にいろんなことに気がついているのかもしれないな~。今の時代の、大人へのメッセージかもしれないな~。」
なので、お恥ずかしながらご紹介しました。