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はじめの一滴が大河となる

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新潟県には「信濃川」という、日本一長い川が流れています。日本海に注ぐ信濃川は、それはそれは大きな川です。

大きな川になればなるほど、水力発電などで電力を起こすことで、生活に役立てることができる一方で、一端水害が起きると、大きな脅威となることもありますよね?

それだけの威力を持っている大河も、その水源をたどってみると、水はチョロチョロとしか流れていないと言います。

マザー・テレサさんは、

私の行いは大河の一滴にすぎない
でも何もしなければ
その一滴も生まれないのです

とおっしゃっていますが、どんなことにも言えるような気がします。

私たちが何か新しい行動を起こそうとするとき、まだ起きていないことを心配したり、特別な才能がないとできないのではないかと感じたり、どうせ失敗してしまうんじゃないかと恐れたりしてしまいますが、ひょっとしたら、それは、

「こんな大きな川、一人じゃどうにもできない」
「もしこんな大きな川が氾濫したら、大変なことになってしまう」

などなど、まだ流れていない大きな川をイメージしてしまうからなのかもしれません。

目の前の、ちょっとしたことから始めること。それが結果として、大河に成長していくのでしょう。

川も、仕事の進め方も、すべて同じなのかもしれません。

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