やらずして後悔するなら、やって後悔したほうがいい

８月の頭に、「同窓会のお知らせ」と書かれた一枚の往復はがきが届きました。

「もう、前回の同窓会から５年か～」。ボク達の中学校の同窓会は、５年に１回行われています。

若い頃は、「○○ちゃん、きれいになったかなあ」なんてときめきや、若さゆえに叶わなかった恋が叶うことを期待して同窓会に参加していましたが、40にもなるとそのときめきもなくなり（笑）、同窓会に面白みを感じることがあまりなくなっていました。

何かこう、変に気を使って飲まなければならないのも、あまり気分が乗らないことの一つだったりします。

「う～ん、同窓会、行こうかな～、行くのよそうかな～。本当は行きたくないんだよな～」・・・なんて。

はがきを持ちながら悩むわたしに、奥さんが一言。

「悩むってことは、どこかに行きたい気持ちも残っているんでしょ？行かないで後悔するなら、行って後悔したほうがいいんじゃないの？」

「お～、いいこと言うね～。同窓会もそうだけど、仕事も、人生も、やらずして後悔するなら、やって後悔したほうがいいよね～」

出席のところに○をつけて、往復はがきを返信しました。

そして、１ヶ月半が過ぎ、昨日、同窓会に参加してきました。

飲み続けること７時間。案の定、心がドキドキするようなときめきはありませんでした（笑）。

５年後、往復はがきが届いたら、きっとまた、悩むのだろうな～。

それでも、普段の気持ちの持ち方としては、やらずして後悔するなら、やって後悔したほうがいいかなと思っています。