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知人ではないのに、「私の知人」とはやっぱり言えない

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先日、Webマーケティングをしているという、ある経営コンサルタントを名乗る方から「メールマガジンで本を紹介して欲しい」というメールが届きました。

メールには、紹介文とゲラ(PDF)の一部が添付されており、申し込みフォームから申し込むと献本してくれるとのこと。紹介して欲しいのに、申し込みフォームから献本を申し込む…というのもいささか疑問がありますが、それよりも不信感を抱いたのは、その紹介文です。

「私の知人でもある経営コンサルタントの○○さんが、書籍出版されるそうです!」

もちろん、知人ではありません。その昔、メルマガの相互紹介というのが流行っていたころ、「私の知人の○○さんが…」という紹介文をよく使っていたことを思い出しました。

名前が書かれていたので検索してみると、情報商材を売っている方のようです。どうやら評判もよろしくない様子。

紹介する側としても、自分の仲間に紹介する際にはヘンなものは紹介できませんし、今の時代、自分中心の「とにかく売ればいい」というスタンスはまずいんじゃないんじゃないかなぁと思いました。

また、今回の件で勉強になったのは、今はネットで検索すればこれまでやってきた経歴が簡単に調べることができる点。「情報は残っている」ということを肝に銘じて、責任をもって情報発信や行動をとっていく必要があるなと改めて感じました。

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