【書評】ありのままの自分を生きる
献本していただいた本を読んでみましたので感想を。
ありのままの自分を生きる 19歳から始める最高のライフレッスン3 (19歳から始める最高のライフレッスン 3)
ニール・ドナルド・ウォルシュさんの著書です。ニールさんについて詳しくは、前の記事に書きました。
表紙を一枚めくると、次のような言葉が飛び込んできます。
「生きることに窮屈さを感じる人が増えています。それは、あなたが自分自身のすべてを表現していないからなのかもしれません。」
確かに、(特に日本では)そういう方が増えているような気がします。自分らしく生きたいと思う一方で、周囲からの反感、社会通念、資金的な不安…そういった、周囲の影響や常識、不安や恐れの影響を受けている方も多いのではないでしょうか?
この本には、周りからの影響を回避し、ありのままで生きるための方法が分かりやすく書いてあります。それを一言で言えば「自分ともっと対話すること」。「病気」「心」「体」「心配」「不安」「自分」…それぞれに対して、ニールさんは「外に求めるのではなく、もっと自分と向き合えよ」と言っているような気がします。
気になったフレーズを引用したいと思います。
現代の私たちにはマスメディアやインターネットがあり、本や音や画像も、世界中に瞬時に配給される。 道の探求者も今の時代なら、遠くまで旅する必要もない。 もっとも、初めからその必要はなかったのだが……なぜなら、答えはここに-自分の中に、いつでもあったのだから。問題は、答えが「いつ与えられるか」ではなく、私たちが「いつ聞き入れるか」ただ、それだけだったのだ。
「引き寄せの法則」「健康であるための秘訣」「ネガティブな思い込みを消す」…などなど、「本書に目新しいことなどない」と著者が言っているように、確かに多くの場面で形を変えて言われてきたことです。けれども、今のような混沌とした状況を目の当たりにすると、本書に書かれている「ありのままの自分を生きる」という概念が、これから益々必要な時代になってくると思いますし、実際には私もこの本に書かれているようなことで恐れから抜け出した一人です。
ありのままの自分を生きる…その一歩を踏み出したいあなたにオススメします。
「恐れ」を「冒険」とよんでごらん。