イベント主催者としてのDoorkeeper利用体験記
9月27日に開催するセミナーのため、Doorkeeperにコミュニティとイベントを作りました。セミナーの開催は来週ですが、ここまでのDoorkeeperの利用体験記を書いてみたいと思います。これからDoorkeeperを利用してイベントを開催する方のご参考になれば幸いです。
コミュニティ
**イベント** **■Doorkeeper利用のメリット** これまではセミナー開催の準備を自力でやっていたので、以下をすべて手作業で行う必要がありました。申し込みの確認
支払方法の確認
PayPal請求または口座情報の連絡
支払確認
参加登録と決済が自動化される
前記での煩雑な作業が自動化されて、手間が削減される。参加者管理が楽になる
手作業で名簿を作成して、振込先、振込予定日、振込日などの支払状況を管理する必要がなくなる。参加者と潜在顧客に便益を提供できる
次回以降のセミナーのお知らせや、受講者特典などの案内が簡単にできる。また、今回は都合がつかないが、次回以降の参加を希望される方へ今後のセミナーの告知を行える。
イベントの検索は難しい
Doorkeeperのサイトでコミュニティやイベントを検索するのは難しい。逆に、それがプロモーションのインセンティブになるように考えられている模様。プロモーションの条件
チケットの販路、イベントの登録済み参加者数などが条件となっている。Doorkeeperに誘導し、主催者が自助努力して参加者を獲得することが求めらる。手動許可
前払いのみで設定したのに、手動で許可すると会場払いになってしまう。問い合わせたところ、「表示上の問題だけである。現在は手動許可機能を利用する人はほとんどいない」との回答であった。
初めのうちは、ワークアラウンドのために参加者と直接メールをやり取りしていたため、ご迷惑をおかけしたし、Doorkeeper利用のメリットが半減した。他の販路との兼ね合い
前回のセミナーに参加された方には直接ご連絡しており、そのときと同じ支払方法で入金されている。システム上どう扱えばよいか考える必要があった。割引コード
過去のセミナーを受講された方と、27日に通しで受講される方には割引コードを発行することにしたが、これは煩雑だった。過去に受講された方のチケットと、27日の通しチケットを発行すればよかった。メール不達への対応
手続きが分かりづらいのかもしれないが、申し込みを終えても支払が終わっていない方が多い。システム上、24時間以内に支払を終えないとキャンセル扱いになるためにメールでお知らせするが、迷惑メールフィルタにかかってしまうことも多い。違うドメインから送信したり、Doorkeeperのメッセージ機能を利用したりして対応した。後者は条件に合致する方全員へ送信することになるため、「未払いの参加者」を指定して送信した。
筆者Webサイトの問い合せから申し込んでいただいた場合は、フォームにある任意記入の携帯電話番号のフィールドにほとんどの方が番号を記入されていた。電話した実績はないが、いざという場合の保険としては重要だと認識した。
■おわりに
今回は、主催者として初めてDoorkeeperを使った経験をまとめてみました。新たな気づきがあれば、セミナー実施後に改めて記事にまとめようと思います。