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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

最高のチームができた

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「最高のチームを創る」という思いはあったが、それは目的ではなく結果として「最高のチームができた」ということだと考えていた。この3月に管理職として節目を迎えたが、結果として「最高のチーム」になったと思っている。

管理職としてやったのは「決めること」、そして改革には血を流すような覚悟で臨むこと。

会議の場面で様々意見が噴出し、「決めること」が困難な場面もあるが「校長として、これでやっていく」という決済をすると「校長の決済に何ら不服はない」という意見が出るようになっていった。教職員が校長の覚悟をわかってくれたのだろう。

フォローワーシップがあってこそのリーダーシップ。学校には優秀な教職員が揃っていた。彼らのおかげで「リーダー」という役割を果たせたのだと感謝している。「もう1年いてほしい」と多くの教職員から声をかけてもらったが、そう言われるときが引き際なのだと思う。引き際もまた大事。

本当に苦しい2年間だったが、多くの人に支えられて任を全うできた。本当にありがたい。おかげさま、とはこのことだ。

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