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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

コロナは学校に何を残したのか2

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この1年、感染対策としての業務が増え、教員の負担はますます重くなった。

毎日の教室の消毒作業や健康観察記録チェックがそれだ。消毒作業は教員がやるべきことなのだろうか、と疑問に思う。

昨年の卒業式前には、「全教室の机と椅子、ドアを消毒せよ」と通知がきた。教員にそんな負担はかけさせることは避けたかった。結果として、4人の管理職で全教室の消毒作業を行った。

感染対策は確かに必要ではあるが、全てを学校に課すのは間違っているだろう。

体育の授業で使ったボールも消毒しなければならない。例えばバレーボールの授業で、1時間の授業で使用するボールの数は20〜30個、それを毎時間消毒するのは不可能だ。体育の授業は毎時間あるのだから。

現場はどんどん疲弊していく。

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