オルタナティブ・ブログ > 熊谷修司の最高のチームを創る >

組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

箱根駅伝・・・青学大優勝と原監督のコーチング力4・・・愛されるチーム

»

こんなにも多くの人たちから応援され、愛されるチームはラグビーの日本代表と青学大の駅伝チーム以外にないだろう。

青学大の選手たちは、自分の言葉で語ることができる。それは自分で考えることができるから。

原監督が「自分で考える」という仕組みを作り、選手たちに「考えさせ」その結果、選手が自分の言葉で語り始める。

これは人間教育。人間力・人間性を身に付けさせる教育だ。

彼らは言葉も表情も豊かだ。見ている人たちは自然と応援したくなるだろう。

原監督自身、選手を「青山学院の学生は・・・」という言い方をする。大学に選手を送ってくれた高校の指導者への感謝も忘れない。

選手や監督にとっては、メディアへの出演も大事な自己表現の場になっているのだ。

TVカメラの前で自分の言葉で話すのは、最高のメンタルトレーニングにもなっている。

Comment(0)