オルタナティブ・ブログ > 熊谷修司の最高のチームを創る >

組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

セオリー7割という考え方

»

戦術にはいわゆる「セオリー」というものがある。これは時代とともに変化するもの。

プロ野球では日本ハムファイターズが今シーズンから取り入れた「オープナー」という戦術も、今までには考えられなかった新しいスタイル。

ゲームを進めていく中で、「これがセオリーだから」という選択をしていくと、「セオリーに縛られたゲーム」になってしまう。そうなると相手もやりやすい。

「セオリーは7割」と考えている。

「何でこの場面でこの勝負手なんだ」という時は「3割の勝負」をしているとき。

この3割をゲームの序盤でやると効果的だ。

相手チームが勝手に色々考え警戒してくれる。それが狙い。序盤の「3割勝負」は成功する必要なはい。見せるのが狙い。それが後半に効いてくる。

セオリー7割という視点でスポーツを見るとまた面白い。

Comment(0)