オルタナティブ・ブログ > 熊谷修司の最高のチームを創る >

組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

勝負の鉄則・・前後際断

»

江戸時代、沢庵禅師が説いた言葉で「今この時に集中しなさい」という意味だと言われている。

野球のゲームでエラーをしたり何かミスをすると、ミスがミスを呼びこんでしまうことがある。野球に限らずどのスポーツでもそれは同じ。

ミスを一つで終わらせるために大事な心の持ち方が「前後際断」。

わかりやすく言うと「一球一球プレーする」ということ。

大事な試験を控えた受験生にもこの「前後際断」ということを話す。試験でよくあるミスは1問目でつまずき、動揺したまま2問目3問目へと進んでしまい、解けるはずの問題がわからなくなってしまう。焦り。

また、1科目目が不出来で、不安や焦りを抱いたまま2科目目3科目目に進んでしまい、終わってみたら大失敗。センター試験でよく起きること。

スポーツも勉強も仕事も「前後際断」が鉄則。

Comment(2)