1月3日の東海道新幹線大混乱を堪能して幕を開けた2014年は波乱の予感?
あけましておめでとうございます。
実は2013年は職場の環境や状況が諸般の事情により7月ごろと10月ごろに相次いで変化し(転職とか起業とかじゃないです)、それをきっかけにもっとブログのエントリーも書けるかと思ったのも束の間、結局バタバタしてあまり書けないうちに年を越してしまい、年明け早々反省しきりです。
ちなみにブログのエントリーを書く書かないとか、あるいは変化した環境への対応だけでもなく色々と年齢なりに抱える諸事情を含め考えることが多かったこの年末年始なのですが、ボヤボヤしてる暇は無いんだよと何処かの誰かが仕込んだ(訳ではないですが)試練が帰省先から横浜の自宅に戻る私に降りかかりました。それは1月の3日。そう、あの東海道新幹線が止まった例の話。私(と家族)は、まさにその混乱の中にいました。
朝9:30くらいに新神戸に着いたのだけれど
たまに通勤時に遭遇する事故等での電車の不通。駅に一歩踏み込んだ時点で普段と違う雰囲気があるんですが、今回まさにそれを感じました。でも、その時点で既に巻き込まれています。普段は出がけに運行状況とか確認するんですが、今回は割と朝が早かったこともあり、バタバタしていて見ずに実家を出てきました。まぁ、実はその時点で既に止まっていたので、運行状況を見たところで心の準備ができた程度ではあるのですが。
ということで、改札口前は駅員に説明をしてもらう人がそれなりに居たものの、殺気立つこともなくただ茫然と掲示板を眺める人の山だけがそこに。
混乱時に見えるいろんなもの
ようやく新大阪から東に向かう臨時ののぞみに乗れたのが15:30くらい。そしてFacebook上で打ったのが以下の文面。
1022発だけど930位に新神戸に着いてお土産を買おうと駅へ向かった → 新神戸駅に着いて火災で東海道新幹線全線運行停止を知り呆然とする → 指定をとってたのぞみが新大阪どまりに変更になってた → 2時間半遅れできた指定をとってたのぞみで新大阪へ → 新神戸から新大阪まで一時間掛かったのでゆっくり眠る → 東京まで伸びるかと思ったらやはり新大阪で降ろされる → 新大阪のホームで右往左往しながら二時間後にようやく新大阪発の臨時ののぞみの列の前から五番目位に並ぶ → ホーム入線直前にホームが変更になり結局座席には座れずに通路に座ってFB打ってる <=イマココ
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いま自分で読み返してもその時の大変さをありありと思い出します。家族と一緒だったこともあり私自身は表面上「大丈夫、何とかするぜ」的にお気楽なフリして状況に対応していたつもりですが、新大阪のホーム上でグリーン車以外全席自由席として直前の予告だけで増発される臨時列車の列や入口へに殺到する状況は実はそれなりに殺気立っていましたし、ホームを移動する際に通ったコンコースは数十人に及ぶ払い戻しの列が各改札口まで伸びていて横移動が困難な状況でしたし、乗ったら乗ったで席の取り方で回りからなんとなく顰蹙を買いつつ「自由席だし座ったら勝ちだからね」という人たちをやっぱり見かけたりと、まぁいろんなものがそれなりに見えた帰り道でした。
ちなみにJR側の問題ではなく沿線火災での運行停止でしたからJRの駅員を含めた関係者と揉めている人を少なくとも私は見かけず、とはいえやり場のない怒りや苛立ちがそこらじゅうにあるという状況。そしてそのど真ん中で右往左往する自分と家族の図。そして最後に新横浜で降りて在来線に乗り換えるホームの上で、「流石におなか空いたよね」と話をすると息子が「今なら出せる非常食あるよ~」とザックから出したのがコーンフレークの小箱。最近まで参加して活動していたボーイスカウトの経験がこんなところで役に立ったのに感心しながら家族でポリポリとコーンフレークを食べながら電車を待つ状況。
いや、それがこれから始まる波乱の2014年の幕開けということを暗示しているのかどうかなんて考えてる訳じゃないのですが、色々と備えておくことは大事だよなとだけは思った年明けの出来事でした。