薪と鉈で火を熾せば軽い筋肉痛になったという、至極簡単な運動不足の証明
この週末は震災以来中断していたお手伝いしているカブスカウトの春季キャンプでした。今回は当初からテント泊の予定で比較的近くにある団として持っている野営場。ただしここは諸般の事情で地べたしかない場所で、食事はカマドを作るところから始めなくてはいけない場所。当然ここでは薪と鉈が基本になるわけですが、流石に時節柄以前とは違った緊張感・・・とは言いませんが、チョイと思うところが今までとは違っていたのは事実。
4月11日付けのエントリーで薪と鉈で火を熾せる?と問いかけた私ですが
元エントリーは薪と鉈を目の前にしてあなたは自分で火をおこせますか?というもの。勿論これは今回もキッチリとやりました。一応啖呵を切った以上やることはキッチリとやります。因みに今回用意した薪が乾燥度合いは完璧だったのですが木目が非常に緻密で堅く、鉈で割るのが一苦労。何人かのお父さんと交代でやったのですが、私はあっという間に腕が上がってしまい、炊きつけの木端を量産するところまでは行きませんでした。正直チェーンソーかせめてノコギリが欲しかったんですが、まぁそこはあるモノで何とかしなくちゃいけません。ってことで、適当に落ちてる小枝とかなんとかを拾ってきてという感じ。
ってことで、柔軟性は大事です。
とはいえ日ごろの運動不足が露呈するのもこういうときの特徴でして
重いものをみんなで手分けして運んだり、それこそちょいと離れた水汲み場までポリタンクを抱えて往復なんてのは普通にやるわけです。もちろんそれはそれで普通にやるんですが、何しろ普段からそれほどガンガン運動してるわけではない私の場合、短時間集中で動くのには問題ないのですが、長時間に及ぶとどうしても腕やら背中やら肩やらが辛くなってきます。
既に当日ですら「握力がモタナイ~!」とか悲鳴を上げつつ筋肉痛に襲われ始めるわけですが、幸か不幸かそれほどキツい訳では無いとは言え当然のように日が変わってからの新たな筋肉痛がやってきます。「中一日置いてから出るのではなく翌日に出るくらいだから、そんなに弱ってはいないぜ」などと訳の判らん事を嘯くくらいの余裕はありますが、やはりこんなときには飲み歩くばかりじゃなくてチャンと運動してないといけないよねと思いはします。
でも、じゃぁどうするか一杯飲みながら考えようかなどとしてしまうとダメダメなので、そこはちゃんと考えないと。
ってことで、自分の状況を冷静に見ながら自分で物理的に出来る事、そしてどこまでなら無理しつつ頑張れるかってのを見つめなおすのは、どういうキッカケであれ、それが何であれ大事だなと思い直す次第です。