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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

平成22年は「THE SHOW MUST GO ONな年」になる予感

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年明け二日目。皆さんはどんな初夢見ました?

え?私?いや、なんだか現実的な話ばかりが頭によぎるという、なんだか余り楽しくないと言えば確かにその通りですが、景気の動向やらなんやらで余り楽ではない状況にあるのも現実。ということを踏まえつつ、それでも今年はどうしてやろうかな?と思案してみる年明けです。

 

通信関連って、たぶんみなさんの想像を絶するくらい動きが激しいのに、その動きを探さないと最後の瞬間まで全く見えないんです。ということで、とりあえず勉強

何しろ変化の速い、或る意味ITよりも変化の幅の大きい通信業界、それも無線に絡んでいる関係で、とにかく市場動向 / 状況 / 業界環境 / 国内外の法制度 / ITUやIEEEでの規格の動き その他もろもろ勉強し続けないと全くついてゆけません。

で、実は残念ながらその動きを察知する情報の大半が日本語にはならないんですね、実は。でもそれって海外の動向でしょって?いや、国内のメーカーの動き、そして日本の通信事業者の動きを匂わせる報道やリリースが意外なほど流れてますよ。英語で。もちろん日本のメーカーが海外でどんな動きをしてるかなんて報道は実は日本では殆ど流れないまま、ガラケーの世界に閉じこもって云々論が出たりするんですが、実際のところ中の人は色んな縛りがあって喋れないから憶測だけが独り歩きするんですね。でも、それぞれ色んな動きがあって、それが海外の報道や関連企業のリリースで流れるんですよ。それを見てないとだめ。全くだめ。誤解のなかで判断を間違うだけです。

ちなみに英語でリリースを朝から晩まで読んでいたりするとそれなりに草臥れるのは事実ですが、ここで怯むと何もできないので突っ張るんですけどね。

何しろITと違って規格モノであり、そして世界中どの国でも基本的には許認可事業であることから、とにかく動きが表ざたになる前の動きを見ていないと何も判らなくなるんですね。この部分はIT系とは或る意味較べものにならないところだとは思います。

 

で、それは判ったからお前はどうするんやって?

まぁ、ぼちぼち、と言っておきます。現状の目の前のミッションは苦も無く(嘘です。結構苦しんでますw)やっつける訳ですが、それだけに没頭してて許されるほど若くは無いので、そこはそれ色々と考えている訳です。

まぁ色んな事が言われている今の通信業界。かつてIT業界のなかでも外資が長かった私の場合、そろそろ何かが起きるぞと言われ続けている状況の中で自分がどう立ち回るかなんて話は或る意味体に染みついてるわけですが、とりあえず「備えよ常に」、ですね。

とはいえ、「常に」はともかく「備えよ」って、何を「備え」りゃいいんだろう?ってのが考え所。正月休みのうちに答えが出るようなレベルの問題でも無いので、とりえあずゆっくり考えるとします。

 

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