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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

対面でマスク有り vs オンラインでマスク無し

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ある販売パートナーの部長さんが役職定年で、後任の紹介をしたい、対面でご挨拶したい。そんなご要望で、昨日は会社に出向きました。先方4名、当方4名。合計8名。かなり久々の対面会議です。会議室の窓は開けますがマスクは取れません。

元々、生の顔を知っている人たちとはマスク有りでも大丈夫でした。ところが、初対面の人たちだと、マスク顔だと目しか見えないし、表情が読めないし、なんだか親近感がわかないものでした。人は口元を確認することで警戒感情を排除しているようです。

話の内容の加減も難しいです。新製品の話などを切り出すときには、相手がどの辺りまで興味を持ってくれているのかを、相手の表情でチェックして、内容を加減していたのを、再認識しました。リアクションが見えない中で、あまり踏みこんだ話はできなかった感じが残りました。

その直後に、今度はオンラインでのマスク無し会議でした。そちらも初対面の人。先方はマスク無し。当方は会社の会議室で2名参加でマスク有り。当方の表情は先方にはわかりづらかったと思います。オンラインでも先方の顔の表情が全部見えると、対面でのマスク有り会議よりは相手の考えることが分かる感じがしました。

さらに次の会議では、一人ひとりで参加したオンラインでした。皆がマスク無し。初対面の組み合わせもありましたが、難し目の話もしっかりと進んだ感じがありました。双方にオンライン慣れをしているからかも知れません。

その後、会社の人とマスク有りで雑談をしました。こちらはスムーズなものでした。気心知れた人たちとは、マスクがあろうがなかろうが、声のトーンでだいぶ気持ちが理解できるようになっているようです。そして、実際に画面などをいじりながら説明できるあたりは、オンラインではなかなか得られない情報量の伝達ができました。

私の結論:
・初対面の人とは、対面でマスク有りよりも、オンラインでマスク無しの方が良い。
・知人とは、対面でマスク有りの方が、オンラインでマスク無しよりも良い。

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