あの時にあの人に会っていなければ…
おはようございます。
曇り空。如何にも天気が崩れそうです。
===ほぼ毎朝エッセー===
昨日はオルタナブロガーでもある、名古屋経済大学の中村さんがご来社。
中村さんのある調査のインタビューをお受けしました。
起業家の起業に至った経緯、現事業をやっているに至った経緯、
そこに人がどうかかわっているかを調査するというテーマのようです。
サンプルとして自分のケースをお話しさせてもらいました。
そして、自分が人から受けている影響の大きさを再認識させられたのです。
この歳になり、後から時系列的に思い出すと分かるのですが、
人生にはいわゆる「岐路」というものがあるようです。
あの時にあの選択をしなければ、今が全く違ったものになっていた。
「岐路」とは、そのような時空のポイントです。
偶然なのか必然なのか、そこには人が関わっています。
あの時にあの人と会わなかったら全く違う選択をしていた。
そのような人です。そのようなタイミングです。
面白いのですが、それほどの大きな影響をもらう体験なのに、
ひょんな立ち話レベルとか、小一時間の会話とか、何気ない文章とか、
関わる時間はごく短く、密度も大して濃くないことも多いようです。
それなのに、そこから重大なヒントをもらっていて、
それが後の自分の決断を大きく変えているのです。
逆に言うと、ヒントをくれた本人は覚えていないかも知れません。
それでも、大きく相手の選択肢に影響を及ぼしたりしているのです。
中村さんのインタビューを通じて、自分の今までにもいくつかの
「岐路」には、そのパターンが度々あったことが認識できました。
それらに促されるように選択をして、不思議に今へと導かれています。
難しいのは、今のどの体験が自分の未来を創りだしているのかが見えない点。
それなので、巡り合わせとか、偶然とか、目の前のこととか、
馬鹿にせずに大切にすることがとても大切なのではないかと、
改めて思った次第です。
中村さんありがとうございました。