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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

手荷物だけで旅行するメリット

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昨日朝9時「無事に」成田空港に到着しました。

実は今回、ほぼ当初予定通りの時刻に成田空港に降り立ったのはかなり奇跡的でした。
なぜ奇跡だったのか、ちょっと記述してみましょう。

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フランクフルトでの仕事最終日だった22日の金曜日は-8℃程度の冷え込み。
通常の恰好で相手先を訪問したのですがあまりの寒さに参りました。
冷え切ってお腹を壊してしまったくらいです。

その日の午後、初の自由時間チックなものが捻出できました。
ホテルについているプールとサウナで汗を流すか、買い物をするか、観光するか。
寒かったので、とにかくセーターからユニクロのダウンからを着込んで買い物へ。

さて、実は私のお土産を選ぶセンス、家族にとても評判悪いのです。
ゆえに、海外でお土産を買う際の最近の工夫はこんな感じです。

・家族にその売場にある物品の写真をメールで送る。
・興味のあるものに即時マークをつけてもらう。
・マークされた物品をさらに拡大写真で送る。
・そのなかで取捨選択をしてもらう。

こうすれば、それなりに期待してもらえるものをお土産として持ち帰えれるのです。

売場で写真を撮っていると変な目をされるのはご愛嬌。
「日本にいる妻子に意見をもらっている」というとすぐに納得してもらえます。

ちなみに一般的ドイツ人の英語はかなり上手、街中での様々なことがとても楽です。

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そんなこんなで、無事に買い物を終了。

プールとサウナに出向くかとホテルに戻ったのですが、どうも体調が悪化してきている。
ゆえに無理をせずに部屋でゆっくりすることに。

買い込んできたワインとサラミとチーズをいただいているうちに爆睡モード。
夕方5時から夜の10時頃まで寝てしまいました。
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※サラミについてきたシュールな図

ところで、宿泊していたWestin Grandホテルのバー、ビールが安くて美味しいのです。
せっかくなのでドイツビールを飲みにロビーへ。三杯ほどいただいたところで再びおねむ。

部屋に帰って再度寝たら、なんと朝5時まで爆睡できました。
出張から帰る最終日に通常のサイクルになるあたりは皮肉ですね。

たっぷり睡眠が取れたことからか、風邪からはだいぶ回復しています。
朝には気持ちいいほどタンが出ました。これって一つの快感ですね。
反省すれば、最後に気持ちが緩み、体調を崩すあたり「病は気から」だとつくづく。

あとは、土曜日朝、フランクフルト空港まで行って、ウィーンに飛んで乗り換えして、
オーストリア航空で成田に帰るだけです。

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朝7時。夜は雪が降ったようです。路面が白いです。

その中、タクシーで飛行場に向かいます。ディーゼルのベンツ。
アイドリングストップと安定した高速走行が小気味いいです。

飛行場でもパスポートで無事にチェックイン。
荷物をチェックインしない場合、自動の機械で搭乗券が手配できるので楽です。
チェックインの長蛇の列に並ぶ必要がないし、出てくる時もそのままで快適です。

A36番ゲート、10時45分出発の便。10時15分から搭乗開始。

珍しく免税店でいろいろと買ってしまい、あとは残り時間を大人しくゲートで待ちます。

そして、表示板がオンになって情報が出ます。

「ん?ウィーン行きではないぞ?」

周りにいた人たちも一斉に「?」の表情をしながらごちゃごちゃ話し始めました。
ドイツ語って、ボーっと聞いていると分かる気がします。

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この手のことは係員が来ない限りよく分かりません。「?」のまま待ちます。

係員がきました。「ウィーン行きの便は変更になった」とのことです。

運航掲示板を見に行きます。すると、10:45出発予定だったのが12:10へと変更に。
12:10と言えば、ウィーンから成田に向かう飛行機の出発時刻です。
明らかに乗り継ぎは間に合わないことになります。

こうなったら他の便に乗り換えるしか日曜日に帰国するすべがなさそうです。

ルフトハンザのカウンターに並びます。待つこと30分。ようやく自分の番です。

フランクフルト・ウィーンの切符とウィーン・成田の切符とを見せて事情を説明。
できたらフランクフルト・東京の直行便に変えてもらえないかと依頼してみます。

運がいいことに、ありました。真ん中席しか空いていないようですが、
フランクフルトから成田への直行便が13時20分発であるとのこと。
成田到着の時間を聞いてみると、日曜日の朝8時35分です。

もともとのウィーン経由便は到着予定が8時25分だったので、10分遅れの計算です。
悪くないです。

便を変更してもらい、あとはゆっくりと酵母入りビールをいただきながら待ちます。
これが4.90ユーロというのもなかなかリーズナブルです。

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というようなことがありながらも、運よくフランクフルトからの直行便で戻れることになりました。

さらには、飛行機に乗りこむと、それはエアバスA380という、総二階建て、
ターボファン4発の超大型旅客機でした。初めてです。

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飛行機は真ん中席だという点を除けばなかなか快適。ルフトハンザはユナイテッド
などのアメリカ航空会社よりも、だいぶサービス良く感じました。

成田に到着。そして入国審査も無事に通過して、バスでたまプラーザに。
なんと、元々乗る予定だったオーストリア航空の便は3時間遅れの様子です。
便を変更できてラッキーでした。これも手荷物だけだったからできたこと。

以上、「無事に」帰国できたいきさつでした。

そして、成田で入国した直後にもう一つトラブル。あることが分かりました。

これはまた明日に!

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