社長が大入り袋を全員に直接手渡しするっていいことかも
おはようございます。
冷え込みが続きますね。
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昨夕、Notes関連技術的問題の調査のために日本IBMのSさんが、e-Jan社内に入りPC作業をしてくれました。その後、彼とお話しをしていたのですが、e-Jan社内の雰囲気は、古き良き時代のロータス株式会社ととても似ているというのです。
あちらこちらで真面目にディスカッションされている。皆が製品をよりよくしようと同じ方に向かっている。そんな渾然一体となったエネルギーが感じられたというのです。ちなみにSさん、うちのオフィスの中に入ったのは初めてだったそうです。
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アメリカのLotus社は元々、Lotus 1-2-3という表計算ソフトで有名でした。その後、CCメールやLotus Notesを開発し、大きく成長したベンチャー企業です。Lotus NotesをOS2対応させたことがきっかけだったのか、結果的にはIBMに注目され、1990年代に買収されてしまいました。
日本法人だったロータス株式会社は、アメリカ本社買収後も、しばらくはNotesの開発と販売を独立した形でやっていたそうです。いわゆるベンチャー企業の雰囲気を継続していたのですね。そして、いまだに「Lotusが大好き、黄色が大好き」という人たちが多く残っているところに、その頃の雰囲気の良さが想像できます。ちなみに、黄色はLotusのロゴ、シンボルカラーでした。
その頃の雰囲気を物語るようなことも聞けました。
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「四半期ごとに目標を達成するじゃないですか、
すると社長が大入り袋を一人ひとりに直接渡してくれるんですよ。」
「へぇ、赤い袋に『大入』って書いてあるやつですね。全員にですか。」
「はい。」
「で、中にはいくらくらい入っていたんですか?」
「一万円です。」
「おお、いいですねぇ。
あれ、でも、それって所得税引かないと脱税になってしまいませんか?」
「はい。所得税は翌月にしっかりと天引きされていましたよ。
で、もらうと、たいていはすぐに飲みに行って使ってしまう (^^;)」
「その頃のロータスって何人くらいいらしたんですか?」
「東京・大阪・名古屋・福岡、、確か500人くらいだったと思いますよ。」
「へぇ。500人にかぁ。社長から一人ひとりに。」
「でも、モチベーション、めちゃくちゃ高まるんですよ。
だって四半期に一度、目標が達成できれば、社長に直接渡されて、
そこで一言話せるわけですからね。
上手くいったらみなで喜ぶ。未達成だったらもらえない。」
「なるほどねぇ。確かに。
大企業なんかだと、年に一度社長を見かけるかどうか、なんてところですからねぇ。」
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大入り袋、いいですね。いいことは真似る。
どのような形で実現できるか、明日は土曜日の経営会議です。話し合いしておきます。