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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

車のオール電化、日産リーフと12時間200km【1】びっくりの走行感覚

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おはようございます。

昨日は寒かったですね。今朝はそれと比べるとまだ楽かもしれません。
ただ、早朝出社にはコートが手放せないです。

昨日は電気自動車である日産リーフのテストをじっくりとすることができました。今朝から何回かでそのご報告を。個人的にはハイブリッドとEVなど、車が近い将来どのようになっていくのか、とても興味を持っています。

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■リーフの体験キャンペーン

「日産リーフの12時間無料体験ができます」

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こんなキャンペーンで希望者を募集していたのが確か2月です。TwitterでLEAF_RENTフォローをすればいい、という気楽な応募方法でした。ものは試しと、応募してありました。そんなことはすっかり忘れていた、4月2日、LEAF_RENTから次のようなDMがきました。

Leaf_rent_dm

日産リーフは、いわゆる車のオール電化です。ハイブリッド車のようにガソリンを給油するのではなく、直接電気を給電します。走行もエアコンもヘッドライトも、全て電気で賄います。個人的には大変興味があります。ところが、応募した頃とは事情が違います。震災以降、すっかりと自粛モード。さらには「電力消費=悪」という概念が行きわたっています。12時間車を動かしていたら「非国民!」と言われそうです。

ただ、今後の車のあり方や石化燃料の使い方を知るうえでは貴重な経験になると思いました。また、昨今の自粛ムードによる経済縮小回避の助けになるかとも考え、折角の機会を利用し、じっくりとテストして、本ブログで報告をさせてもらうことにしました。

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■オール電化車の意義

電気自動車は部品点数が少ないから新規参入の会社でも作れる。

そのような話をよく耳にします。だから新興国やベンチャー企業から電気自動車づくりに多数参入していると。

ところが、リーフに乗ってみて、やはり、自動車メーカーのノウハウや品質感は一朝一夕のものではないと実感しました。車の品質感、剛性感、ハンドリング、安定感、安全性、カーナビの仕組み、内装、外装、電装部品などなど、そのどれにもしっかりとしたノウハウが宿っています。そしてリーフは全体的に高級車のタッチで仕上がっているのです。これを新規参入のところがすぐに実現できるかは疑問です。それほどの力作であるリーフです。

震災が短期的には明らかな逆風になっているのは確かです。今のチャレンジは、オール電化でどのように社会に受け入れてもらえるかですね。ただ、長期的には、モビリティ社会において、石化燃料を使わなくなる選択肢としての切り札になります。

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★ライトの造形なんかも凄いです

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■びっくりするくらい静かで加速が新感覚

このキャンペーンは、近場の日産レンタカーの車を貸してくれるという仕組みです。お店に出向くとリーフが待機していました。レンタカー所定の手続きをして、リーフに乗り込みます。まだ走行が19kmしかありません。パリパリの新車です。一通り使い方の説明を聞き、最後に言われます。

「エアコンとか使うと走行可能距離数が減りますからご注意くださいね!」

ちなみにカーナビは3G網と直結しています。周辺給電スタンドの最新データがダウンロードして表示できます。また、何らかのトラブルがあった際には、オペレーターと話せる体制になっています。インフラが整っていないがゆえに通信技術が重要なのですね。

ちなみに、電気切れで停車してしまったときも、呼び出しをする専用のフリーダイヤルがあります。JAFなどでレッカー移動すると「別途費用がかかってしまのでご注意!」と。

いよいよ走行です。

スイッチを押すと、効果音とともに、メーター類に電気が入ります。

目に飛び込むのが、○○○○○でつながっている、どれだけ電気を使っているか、どれだけ回生しているかという独自のメーターと、右側にある残走行可能距離数です。後々痛感するのですが、極端な話、この残走行可能距離数が一番よく見る情報になります。車を受け取ったときに、フル充電で174kmでした。

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オートマチックの選択肢には、P(パーキング)、N(ニュートラル)、D(ドライブ)、ECO、そしてR(リバース)モードしかありません。ここのところのCVTや多段変則ギアを見慣れている身としては、あまりのシンプルさにちょっと物足りないくらいです。

恐る恐るDレンジに入れて発信します。

車は無音のまま、するすると動きだします。そして、アクセルを少し踏めば、徐々に高まるキーンという高周波の音とともにリニアに加速していくだけです。エンジンの音と振動が根本的に存在しないわけです。不気味なくらいです。

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驚きでスタートしたリーフ体験、その後は走行可能距離数との戦いになります。給電なども体験しました。また続きを書きますね!

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