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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

昨晩の地震、従姉は洋上で体験:タイタニックか!と

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昨夜の地震はびっくりしましたね。

爆睡から一番目の地震で起きて、二番目の地震はじっくり味わいました。二番目の震源近くでの揺れは震度6強。なかなか大きいものでした。

ゆっくりした横方向の長い揺れ。東日本大震災を彷彿とさせました。私の家は丘の上にあるので地震の揺れは比較的少ないのですが、それでも長い揺れは少し恐怖感を覚えさせるものですね。

さて、ふと考えると従姉の家族がフェリーで東京から北海道に移動中でした。

息子さんの東京から北海道への引っ越しが発生、荷物の移動で今時期は引っ越しやさんが高額だとのことで、自分たちで荷物をトラックに積載、フェリーで北海道に移動するというエネルギッシュなプロジェクト実行中でした。タイミングを考えてみるとちょうど地震のときには震源地近い洋上です。

従姉に聞いてみました。

「宮城の地震、津波もあったけど、船は大丈夫だった、よね?」

すると返事が来ました。

「無事航行中ですが、地震の時、まさに福島県沖で航行していました。 ものすごい揺れで飛び起きました。

揺れと言うか、石畳を車で通過するような、激しい揺れで、船が海底の岩を擦ったのかと思うくらいの連続的な揺れ。タイタニックか!と頭をよぎりました。

息子が扉を開けて!と扉が歪んだら出られないと、解放して、急いで服を着替えましたよ

館内放送で後で船は無事と分かりましたが、 息子が地殻変動の振動が直接伝わるんだね~と。

初めての経験ながら、貴重で怖い経験でした」と。

地震の時の位置も送ってきています。震源のすぐ西側を航行していたのですね。

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これを読んでなるほどと思いました。

小学校の頃、雑誌か何かの企画でまじめにやっていた実験を思い出しました。生卵を芝生の上に投げても割れないという実験です。高度をどんどん上げて、結果的にはかなりの高さでも生卵は割れなかったです。あきらめた実験者、同じ生卵を近くの池に投げたらバシッと割れたと。

つまり、水の表面は硬いということです。その硬い表面、水の密度で海底とつながっているのであれば、従妹の体験した激しい揺れというのも納得できたのです。

海の上で巨大地震を体験すると普通に船が突き上げられるということです。いやいや、なんとも珍しい経験ですね。勉強になりました。

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