人生の3大出費、住宅・教育。もう一つは?セミナーおもしろかったです
おはようございます。
今朝の冷え込みはそれほどでもなく感じます。寒い中も少しずつ春が忍び寄ってきているのでしょう。空気中に不穏な物体が混じるようになっています。
昨夕は『公的年金とライフプラン』という講習会を開いていただきました。人生の3大出費は、「住宅」・「教育」と、もうひとつは「老後」だそうです。
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■三井生命さん実施の一般教養セミナー
「年金のこととかの一般教養セミナーを御社内で開催させてもらえますか?」
昨年12月、「年末のご挨拶に」とやってきた三井生命さんにお願いされました。聞くと三井生命さんでは、営業活動の一貫として年金のことやら医療保障のことやらについて、一般教養セミナーを開いているのだそうです。
従来、生命保険各社は生保レディーが会社にやってきて雑談をしながら勧誘するという営業スタイルをとっていました。近頃はセキュリティのこともあり、社内に入ることもほぼ禁止されているので、営業機会を得るのが難しいのだといいます。
そこで一般教養が身につくようなセミナーを各社で実施するようになったのです。生保レディーさんたち、いや、ライフコーディネーターとのタイトルをもつ女性たちが、プレゼンテーションしてくれるのです。セミナーで顔見知りになり、「何か相談があればそれに後日応じますよ」という営業スタイルに変化したということなのです。
当社では勉強会を原則毎週水曜日の夕方に開催しています。テーマは多岐に渡るように考えるのですが、困ることも多いです。そこに、渡りに船でした。三井生命さんは社長以下CACHATTOを2003年から使ってくれている旧来のお客様でもあります。
モノは試し。昨夕開催してもらうことになったのです。
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■公的年金とライフプラン
セミナータイトル:「公的年金とライフプラン」
公的年金はいつから、いくらもらえる?
公的年金は万が一のときにも役に立つ!?意外と知らないことも多い公的年金制度。
ぜひこの機会に公的年金の概要を知って、
皆様の今後のライフプランにお役立て下さい!戦略的にお金を貯めていく方法も
ご紹介いたします!!
このようなタイトルとキャッチで始まりました。
意外にも勉強会への参加率が高く、メンバーたちの公的年金への関心が高いことに驚きます。考えてみたら無理もないです。なにせ昨年、結婚した人が3名、子供が生まれた人が3名、家を買った人が3名、お墓を買った人が1名という社内メンバーです。ライフプランを正視する必要性があるのです。
内容は国民年金や厚生年金が、どのような額で支払いされているのか。さらにそれが、どのような額になっていつから支払われるのかというお話しからでした。
例えば国民年金を支払っているお父さんが突然亡くなったら、妻にはお金が支払われるための遺族年金のことだとか、厚生年金の場合は、それがどう変わるのかとか。あるいは、国民年金が支払われている率が実は43%しかないのだとか。90歳まで生き残る男性は2割、女性は半数近くだとか。
普段は考えていない、知らないお話しが多数聞けて為になります。
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■4つのお財布の考え方
ライフプランについてのお話しになります。
昭和36年生以降の男性、昭和41年生以降の女性は、年金が65歳になるまで支払われません。60歳で定年になったときに空白の5年が生じることになるわけです。
月額20万円の生活費でも、5年間だと1200万円かかります。30万円だと1800万円。40万円だと2400万円。貯めておくのは大変です。
その中で「4つの財布」という概念を教わりました。目的に合わせてお金を4つの財布に分けるというのです。
1)すぐに現金化できる資産
→月給の2-3ヶ月が目処の普通預金2)万一のための保障
→不慮の事態などに対する備え3)安定運用するための資産
→定期預金や国債など4)成長させるための資産
→株や投機など
その中でも、1)2)は「生活に必要な資産」と区分けされ、3)4)は「将来のための資産」ということになるのだそうです。そして、世代によってその財布のバランスは変わってくると。
ふと、自分のことを省みました。自分の人生、資産形成には今のところ全く失敗しています。
「ん、1)も2)も無いぞ。あるのは借金ばかりだ。
3)も無いし。。。手元にあるのは自社株だけだ。。。
むむ、4つの財布で言えば、成長させるためのハイリスクハイリターン資産だけだぞ。」
「ベンチャー企業やっています。」などと言いながらも、実際は何とも情けない姿であるということを再認識させられました(汗)。家族には迷惑をかけています。
閑話休題。
とてもおもしろいセミナーでした。三井生命の方々、ありがとうございました。社内でも「為になった」と大好評でした。
あ、もしセミナー自体にご興味ありましたら、Twitterの@sakamosか、本コメント欄か、03-3239-5201 (e-Jan 坂本宛)かにコンタクト下さい。ご紹介いたしますよ。
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※20110120 12:10 てにをは間違い、二箇所修正しました。
※20110123 12:05 文章を一部修正しました。だと言います。→です。