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次世代検索・国際競争力・オープンイノベーション

ポストweb2.0 次世代検索は脳内世界の展開

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ポストweb2.0 画像から画像へ

欧米アジアで次世代検索技術の開発競争が始まっている。

いくつかはEUやフランスにおける国家プロジェクトであり、あるものは個々の企業、企業連合であったりする。実は次世代検索技術という呼称は大変不正確であり、それらのテーマは新しいリスティング広告技術であったり、画像管理やメタ情報管理であったり、高精細画像の配信技術であったりする。ただし、これらを統合する名称として不都合ながら次世代検索技術と使われているようであり、ここでもそのようにしている。

それぞれには特徴があるが、全体を通じて共通したトレンドがある。それは

・ キーワード検索を超えたインタフェース

・ 言語処理ではなく直感的アクセス

・ 画像(動画、静止画) などである

特に画像検索はフランスのクエロ計画のひとつのテーマとあげられているように重要なテーマである。

次世代検索は脳内世界の展開

画像に期待がかかるのは言語的検索での限界を超えられるという期待である。効率の良い情報アクセスをするためには、検索エンジンではひっかかりやすくアブソリュートし易いキーワードを覚えていく必要がある。現にブログを読まれている方は驚くだろうが、さる調査で一般パソコンユーザーの30%の方が検索エンジンの使い方が判らないという。さらに70%以上の人が現在の検索エンジンに多かれ少なかれ明らかな不満があるという。

次世代検索技術として支持されるかどうかはこのインターフェースにかかっていると確信する。脳内世界、つまり思考性向と近い情報検索手法は脳内世界の再現になっていくのではないか。

2万の画像の乱舞 「Viewサーチ北海道」

そのようなことを連想させるサービスが施行的に登場している。それも日本企業の技術である。次世代検索技術「ビジュアル・コンテクスト・サーチ」という名称だが、ビジュアルと、コンテクストという一見相容れない要素を混在させているところが興味深い。北海道大学に加えソフトフロントなど高度なIP技術者がいる企業が支援しているので奥が深そうである。

この「Viewサーチ北海道」というサイトでは20,000点の写真が(実際にはカウント不能だが)量子運動を遅くしたように乱舞している。画像であれば日本語という壁を越え、海外からのアクセスを集められるのではないか。

主催企業に許しをもらいバナーを掲載させて頂いた。2月29日までにマーケットテスティングとしてアンケートキャンペーンをつけて限定公開になっている。実際のビジネスへの適用イメージも持ちうるサイトとなっている。

http://www.view-hokkaido.jp/contents/about.html

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